光と影
[夕焼け]と題されたこの作品。
(布で よくこんなに光が表せるものだなあ)
と感心しました。
[ハイジ2]の最後の場面でも活躍した?オレンジグラデーションの生地、それプラスIさんお得意のオーガンジーリボンとの合わせで絶妙の夕焼け空が広がっていますが でもなんといっても遠くに見える、太陽が隠れた後、グレーに変化していく山々と黒いシルエットで存在を浮き立たせる裸木とのコントラストが秀逸です。
冬の夕暮れ時、空を見あげると本当にこんな感じのダイナミックな「絵」が見られます。
そしてその時その時、人それぞれの感じ方をするのだと思います。
コロナ禍に入る前に作り始め、1年後くらいに完成させたIさんは どんな想いをこめられたのでしょうね。
私はこの作品を見せてもらうと なぜか[風と共に去りぬ]のテーマが流れ出し・・
そう、「再生」の力強さを感じます。