カール・ラーソンさんの絵
シックな好みのKさん。
去年は モノトーンぽい、素敵な雪景色をキルトにして作品展に出してくれました。
さて、今年は?
迷っておられたKさんに私が勧めたのはスウェーデンの画家、カール・ラーソンさんの画集からの一枚。
微妙な色合いの水彩画で、出窓に並んだ植木鉢に女の子が水をやっている場面です。
薄日が指しているのでしょうか?
本当に微かな色の違いの窓、壁、机、床…。
布なら薄いローン地で作りたいような…。
ピーシングのパッチワークなら おうちでもどんどん進まれるKさん。
こだわるが故に布選びに悩まれ、なかなか進まない様子。
特に窓辺に並ぶ植木鉢は強い、ペタッとした色の布を持ってくると浮いてしまいます。
そこで(八ッ)と思いついたのが、色褪せた風合いのインドのマドラスチェック。
今日、縫ってこられたのを見ると バッチリのハーモニーを奏でていました。
これからいよいよ人物に取り組まれます。
とっても雰囲気のあるキルトが出来そうで めちゃめちゃ楽しみです。