古いキットをアレンジ
2人展の時、キラキラKさんが出品して下さっていた作品。
いつ買って下さっていたのか?もうそれこそ随分前に作ったクリスマス用のキットでした。
[おやすみの前に]といって眠る前にお姉ちゃんが小さい弟に絵本を読んであげている場面がフランス窓と言って 楕円形になった窓から見えている、というところを絵キルトにしました。(Story Quilt 1のp38に載っています)
まだ娘さんだった頃のスタッフOさんも買って下さっていたそうですが、なんと中央の部分が出来上がった状態で置いてあるそうです。
そう言えばKさんの作品もなんだか元のより、周りの白い部分が小さかったナァ…
そうなんです。
キットとしてチョッピリ問題あり💦
あの頃は教師を辞めて 作りたかった絵キルトを作れる喜びと、
(あれもしなくちゃ、これも加えなくっちゃ…)と、絵キルトの周りにピースワークを施したり、刺繍をしたり…
この作品には周りの部分、ホワイトキルトとトラプントをしていたのです。
トラプントと言うのはキルトした中に後ろから穴を開けて綿を詰めてふっくらさせたり、線のところは白い毛糸を差し入れてプックリ線が浮き出るようにする技法です。
ちょっとだけやってみたかったのです😅💦
ところが、お客様にはウケず…楕円シリーズの他のキットより売れなかったナァ、という思い出があります。
さて、2人展で観て、すっかりこのキルトを気に入ってくれたHさん。
かろうじて残っていた布を組んだキット(使っている布がマニーのだったりホビーラホビーレのだったり、今は無いもの…)を早速買って下さり真ん中は順調に作られ…
周りは相談の結果、ホワイトキルトもトラプントも「イマジン」の刺繍もせず、他のキットから抜粋した小物をアップリケすることに…
こんなアレンジも大歓迎。
自分ではしないけれど、誰かがして下さるアレンジを見るのはとっても楽しいのです。
周りの白い部分、こんなに大きかったのですね💦