細かいアップリケ
私達のやっている絵キルトは アップリケと刺繍をキルト綿を下にしいた布の上にどんどんやっていきます。
スタッフOさんが今年の作品の下絵に、と選んだのはドイツのAli Mitgutschさん(読めませーん)の楽しい絵本の一場面。
数年前、広島に帰ってしまったSさんに会いに行った時、Sさんが案内してくれたお店(何のお店だったかな?)で買った4冊の絵本のうちの1冊です。
4冊ともそれぞれ[街の中]や[山]や、という具合に楽しい景色の中での大勢の人の営みが描かれていて魅力的です。
Oさんが作っているのは[海]をテーマにした本の1ページ。
漁港の朝市でしょうか?
人も舟も魚も野菜もいっぱい!
でも!!
この本、実は縦が11.5センチほどの豆本なんです!!
作品の下絵にするためにどれだけの(400%)の拡大コピーをしたでしょうか?
そんな訳で、それでもまだ人物とかは小さくて、Oさんは大変なのです。
でもさすがは若手ベテランのOさん、細かいところまで縫い代を折り込んできれいに可愛く出来上がってきましたよ。
でも、見えますか?
屋台の箱に並んでるカニさんのボタンや舟の上の洗濯物にしているワッペンなど、役立ちグッズを探しに行く努力も惜しみません。
トア・ウエストにある[ロロ]も強い味方です。