ホットケーキ・セット
子ども達に大人気で超ロングセラー。
「しろくまちゃん」シリーズや「ぐりとぐら」、実は私は読んだことなかったのです。
子育てをしていないからですね。
もちろん私のちいちゃい時には無かったし…
そんな絵本の中身を知ったのはごく最近です。
どちらも美味しそうなお菓子を作ることが重要なモチーフになっていますね。
今、読んでいる、青山美智子さんの[お探し物は図書室まで]という小説の第一話、東京で孤独でちょっと無気力な販売員生活を送っている若い女性がひょんなことから町の図書室の司書さんから数冊の実用書と共に[ぐりとぐら]を勧められ、子どもの時以来 広げてみる。
そして中にある、ぐりとぐらが焼く「カステラ」を焼いてみることがきっかけで新しい自分を…
と言う話なのですが、子どもの頃とは又違う受け止め方ができる、というのは名作の証です。そして美味しそうな話って絶対子どもは好きですよね。
お孫さんのHちゃんが まだ1歳にもならない頃から ママの読んでくれる[しろくまちゃんのホットケーキ]の
「ぽたあん どろどろ ぴちぴちぴち…」
とホットケーキがだんだん焼けて行く場面に大喜びするのを見てInさんはおもちゃとしてこれを作る決心をされました。
決心、とちょっと大袈裟に聞こえるかもしれませんが2年前病に倒れたInさんには大仕事だったのです。
旦那様の協力もあって数ヶ月…とうとう完成しましたよ。
布製でもやっぱりふっくら美味しそう。
Hちゃん、遊んでくれるといいなあ。