バックグラウンド・ミュージック
又々今日は 気温低かったですよね。
閉館してからでよかったものの、冷たいにわか雨まで降りました。
今はもう止んでいます。
まだ明るい夕方、外に出て辺りを見渡すと、雨上がりの緑の美しいこと。
遠くの山と近くの樹木の距離感というか、特殊な撮影技術で撮られたとびきりの美しい映画の一場面のように見えます。
便利な都会で暮らされる人が羨ましかったり、駅からのバスの時間を説明するのが心苦しかったり(あまり頻繁にないので…)村の行事が多かったり、いろいろ困る事がありますが、この景色はこういう所ならではのものですね。
ところで 今年の作品展、会場の絵本図書館に流れる音楽が
(あれ?いつもと違う?)
と思われた方はいらっしゃるでしょうか?
そうです。ほとんどクラシックオンリーだったバックグラウンド・ミュージック、今年は英語の歌付きですよ。
[ヒール・ザ・ワールド][イマジン][明日に架ける橋]等メッセージのある歌やビージーズの[若葉の頃]癒し系の…。
勿論MJの曲が圧倒的に多いですが(^_-)
今日いらした新聞社の人には聞かれませんでしたが
「テーマの意味はなんですか?」
と聞かれて
「世界中の人々を癒そうということです」
とは、とても言えませんが、こういうことなんじゃないかな?と私は思っています。
まずは自分の身近な人々を大切にする事、他の人の心情をおもんばかること、思いやりを持つこと、その為には自分自身に少しの自信を取り戻すこと…。
小さな事から始める事が大切だと、前出の3つの曲も言っています。
そうそう、毎年、個性溢れる作品を出してくれるIgさん。この作品は大切にストックしていたお母様や自身の子供の時の服の残り布をレースやお宝リバティと合わせてクレイジーキルトにしたもの。ゴージャスな刺繍やビーズ使いが彼女らしいキルトです。
毎日忙しく立ち働く彼女が、針を動かす時のバックグラウンド・ミュージックは勿論MJだそうですよ。