俊太郎さんの

2024年11月22日(金) ブログ

誰もがお馴染みの 偉大な詩人、谷川俊太郎さんが亡くなられました。

92歳。

ついこの間まで朝日新聞に[どこからか言葉が]というコーナーで短い詩を連載されていたので

(92歳なのにスゴイなぁ。お元気なんだなぁ)

と思いながら読んでいたのでビックリしました。

最後になった詩は 亡くなった日(13日)の後の17日日曜日の文化面に載っていました。

「感謝

目が覚める

庭の紅葉が見える

昨日を思い出す

まだ生きているんだ

今日は昨日のつづき

だけでいいと思う

何かをする気はない

どこも痛くない

痒くもないのに感謝

いったい誰に?

神に?

世界に?宇宙に?

分からないが

感謝の念だけは残る」

きっとベッドに伏してはおられたんだろうな。

谷川さんらしい哲学的な詩だな。

そんなわけでゆう風舎のカフェの本棚はこんな風になっています。

そうそう、高校時代から大好きだった[PEANUTS]シリーズも谷川さんの訳なんですものね。

と、言うか大好きなバーニンガムさんの絵本はそう言えば谷川さんの訳だった❣️‼️

あのトボケたなんとも言えないユーモア、そして絵、谷川さんも愛しておられたんですよね!