来年の干支

話は遡りますが、20代の頃、[現代日本画家素描集]という本を得ました。
杉山寧氏、平山郁夫氏…の順番で1集から10集まであるのですがなぜか終わりの5冊しか買えませんでした。
加山又造氏、高山辰雄氏、奥村土牛氏、上村松篁氏、山口華楊氏。
タブローの画集はあっても素描が沢山載っている、というのは珍しく、私達にとっては宝物です。
とくに山口華楊氏の描く動物の素描には魅入られました。
狐を描いても、豹を描いても、犬を描いても、全ての動物が思索的な面持ち、そしてとても品がいいのです。
加えて、馬や牛はとっても優しい…
来年は午年。
干支のぬいぐるみは作り辛いものもありますが馬は12年前も24年前も作りました。
私の知り合いには午年の人、馬大好きな人、沢山いますので新しく作ろうと思いました。
以前に作ったものはおもちゃや「木馬」をぬいぐるみにしたものだったので 今度はもう少し「馬」っぽくしたいな、と思いました。
華楊さんの描く馬に憧れながら…
これはお母さんなのでこれから仔馬を作ります。





