おみやげ

2010年7月15日(木) ブログ
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今、買おうか、どうか 迷っている本があります。
知りたくていろんな本を読んだ私ですが、MJの本ならなんでも買う、という訳ではありません。
アマゾンのカスタマーレビュー、すなわち読んだ人の感想や評価を参考にします。
たいてい星5つのものしか買いません。
これは 星も少なく、まだカスタマーレビューも4人しかありません。
一周忌に合わせて出版された、ジョー・ジャクソンさんの本、すなわち彼のお父さんの本です。
ファンの感想と同感、今さら何を書いても天国の彼は何も反論出来ないし、お金儲けのため??
自分を弁護、美化??
でも、マイケルのインタビューにあったように、彼が人の親になって、父の事を少しずつ理解できるようになったこと、お父さんも30人近い孫に恵まれ、齢いって丸くなり、マイケルに電話してきても、他の事は聞かず、ただ「元気にしてるか?」と身体を気遣ってくれる…そういう関係になれた事は本当だと思います。

何だか、自分の父を思い出します。
あの年代の人ってアメリカでも日本でもおんなじなんだなあ、と…。
ワンマンで(いばり)で、褒めたり、優しくしたりするのが苦手で…。
その代わり、仕事に対してはめっぽう厳しく、家族を守る、ということの自覚は凄くあって…。
齢いってからは息子や娘の健康ばかりを心配して…。
大スターと比べるのもなんですが、つい親しみやすく思ってしまいます。
だからマイケルにもいろいろ誤解(父と子の間でも)があったのかもしれないなあ、とも思ったり。
(黒人だから、成功させるためには通りいっぺんの努力ではダメだ)と、まだまだ差別の厳しかった自分の生い立ちからかんがみて息子達に厳しくあたった、というのは何とも言えない話です。

ところで、棚の中に並んでいるのは 昔、いろいろな所に単身赴任していた父のおみやげです。
子供心ながら、靴とかバッグとかアクセサリーとか
(もっと高価なものを買ってきてくれたらいいのに…ケチ…)
と、思っていましたが、今見ると、まあ、味わいはあるかな…。