最後の力…?
まだ5年くらいしか経っていないのに、ショップとカフェに流している音楽のデッキ、調子悪くなってしまいました。
修理に出し、一週間ほど戻ってきません。
連れ合いが とりあえず、絵本図書館のデッキと交換、同じ機種なのです。
じゃあ、絵本図書館の方のバックグラウンドミュージックは?
今、[絵本の音楽会]という絵本展を開催しているのに、音楽なしではしゃれにもなりません。
困った連れ合いは(!?)と思いついて、おっかなびっくり、昔使っていたシステムコンポのスィッチをオンしてみました。
明石にいた時から使っていて(実は私の戦利品です)、ゆう風舎の歴史もずっと観て?きてくれたコンポですが 庭に新しくショップを建てることになった数年前から調子悪かったのです。
でも、今度の新しいものとは違い、本当によく働いてくれた…。
モニター用に作られたスピーカーを採用しているとかで、低音が響く、しかも柔らかいなかなか良い音で私は大好きだったのです。
特に天井が高い部屋の梁の上にスピーカーを置いていたので気持ちよく響き、このコンポでアンティークオルゴールのCDをかけていると、お客様から
「アンティークオルゴールがあるのですか?」
「い〜え、CDですよ」
と答えたことが何度もありました。
(おじいさんになったもんなあ)
始めは鳴ってもとぎれとぎれになったり、寒い朝にはうんともすんとも言わなかったり…。
(お願い!)とゆすったり、しばらく休めたり…。
あまりにも気に入っていたものですから、出来るだけ他のと替えたくなかったのです。
でも、(いよいよ寿命だなあ…)
と思っていた時と、新しいショップがオープンするときが重なったので とうとう新しいデッキを買ったのです。
新しいデッキはずいぶんコンパクトに出来ているし場所をとりません。
元々、設計の時にコンポを入れるためのスペースを作ったので、そのまま置かれていたのです。
そして…なんと、どうでしょう?
つけてみるとはたして5年前よりよほど元気に演奏するではありませんか!
久しぶりに あの柔らかい音が図書館を満たした時は感動!
「はぁ〜、よく寝た〜」
とでも言ってるみたい。
嬉しくなった私はつい、
「あそこにマイケルの曲を充満させて、真ん中で聴きたい(^-^)」
と言うと「そんなことすると、又ダメになるよ」と連れ合い…。
う〜ん、なるほど、そんな気もします。
だって瀕死の状態だったのですから。
しばらく、おっかなびっくり、図書館を開ける時だけつけてみますね(^_-)