ブーフーウー
雪が降っても、風がビュービュー吹いても、雨がザーザー降っても、屋根があってしのげるおうちがあって、ヨカッタ…。
そんなことを幼い日に思ったのは[3びきのこぶた]を読む度でした。
そして必ず自分だったら3匹のうちのどれかなあ?たぶん、コツコツ長いことかけてレンガの家を建てる[ウー]じゃなさそうな。[フー]ぐらいかなあ?と、勝手に思ったりしたものです。
それにしても[赤ずきんちゃん]にしても、いつも狼は悪い役。
なんでかなあ?可哀想に…と思っていたらそれからウン10年。
ちゃんと豚さんと狼さんが逆転した絵本が出ましたよ。
ヘレン・オクセンバリーさんの[3びきのかわいいおおかみ]。
誰の思いも同じなのですね。
この絵本の中にはこわい悪い豚が出てきますよ。
デッサンの確かなオクセンバリーさんならではのとっても憎たらしい感じのブータンです(>_<)
久しぶりにどうしてこんな絵本を思い出したか?というと、先週の土曜日から始まった絵本図書館での[絵本で出会えるすてきなおうち]展に飾られているからですよ。
[3びきのおおかみ]の方なんかは元の本以外に大型本もあるので、ぜひこちらの方でイケズの豚さんを見た方が迫力ありますよ。
ところで 写真手前の[3びきのこぶた]はとっても古くて、ところどころ紙の色が変色してしまっていたり、私の旧姓が記してあったり、ですが、勿論小さい時に初めてであった分ではありません。
それはたしか、やっぱり薄い[岩波こどもの本]だったかなあ?