ユーモアの感覚
昨日のブログを読んで(イケズ)の豚を見に行こう、と思って下さったわけではなさそうですが、寒い中、沢山の方が絵本展を観に来て下さってありがとうございました。
又来週の土曜日に開けますよ。
さて、この話、実はあるきっかけで(わるい大豚さん)は(良い大豚さん)に大変身!
なんとおおかみさん達と一緒に仲良く暮らすことになるのです。
その辺のことは、大型本は英語なので、お話は普通サイズの和訳もので読んで下さいね。
それにしても
(えー?一緒に暮らすかなー!)
と、私はツッコミそうですが、この絵といい、ユーモアの溢れた絵本がやっぱり大好きです。
ユーモアといえば…。
私と両親と兄。
それぞれ性格も得意なものもまるで違う4人ですが、和洋問わず甘いもの好き、落語や漫才大好き、と共通点も。その中に、時代ですね、クレイジー・キャッツ大好き、ていうのもありました。
齢バレバレですが、その中で私はうーーんと小さかったのですよ!
[日本一の無責任男]で売り出していた植木等氏が 実はたいへん生真面目な人だった、というのは有名な話。
僧侶の息子として生まれた彼は 大ヒットしたある曲を歌うのも嫌で随分悩んだそうです。
悩む彼に、僧侶である父上が
「いったいどんな歌だ?歌ってみろ」
「銭のないやつぁ、俺んとこへ来い…」
「フムフム」
「俺も無いけど心配するな」
「フムフム、それで?」
「見ろよ青い空、白い雲ー。そのうちなんとかなるだろうー」
聴いていた父上は ぽんと膝をたたき、「素晴らしい!」と言われたそうです。
「深い!親鸞上人の教えに通じる!」と…。
大きくてユーモアのあるお父さんいてこその植木氏の大活躍だったのですね。
どの歌も今は亡き青島幸男氏の作詞ですが、私の一番好きな[ホンダラカ行進曲]はもっと意味不明(>_<)
張り詰めた今の世の中、(ユーモアたっぷりゆるゆる)も大切だなあ、と思う日でした。