開幕
[アンチ巨人]の家庭で育った私ですが、結婚した相手が巨人ファンだったもので…もちろん私も巨人ファンです(^-^)
ただし、連れ合いの少年時代とは かなり違ってきて、昨今の巨人は あいも変わらないお金にまかせての有名選手獲得、そのわりには特別の強さも感じず、松井選手のようなヒーローも不在…。
テレビ中継が減ったのと比例して、私達もすっかり無関心(一応、ちょっとは気にかけていましたが)になっていました。
今宵、普段なら6時からニュースを観るためにテレビのスイッチを押す私ですが、偶然少し早くテレビをつけると…。
震災後、開幕日をめぐって、選手を巻き込んで揉めたセ・リーグの、まさに開幕セレモニーが始まったところでした。
原監督の決意挨拶、国歌演奏、守備につく選手と被災地から招待された子ども達とのハイタッチ…。
全てのことが、いつもとは違いました。
なんていうか、原点に戻る、というか、引き締まったというか。
苦しんでいる人を思いやりながら全力を尽くすことを誓う選手達。
良いことだと思う反面、日本人が、人としていわばあたりまえの気持ちを取り戻すために、あまりにも苛酷な出来事すぎることをどう心に修めたらいいか解らない毎日が続きます。
それにしても宇部の球場?
地方球場ならではの素朴な佇まい。
周辺の人はまさかジャイアンツ対スワローズとの開幕戦が行われるとは夢にも思われなかったことでしょう。
子ども達の心に残りますように。