スタジオ収録
(肩の荷をおろせた)とは、このことですね。
なんとか無事に予定通りの午後3時、収録を済ませ、帰宅の途につきましたよ。
朝は新幹線とタクシーで大手前にあるNHKプラネット大阪に10時前に到着。
手厚い待遇に遠距離の煩わしさを感じずに済み、ありがたいのですが、
(これも皆、受信料からだもんね)
と、フクザツ…。
到着の連絡をするとすぐに降りて迎えに来て下さったディレクターさんについて14階だったっけ?のスタジオへ。
簡単な打ち合わせの後、すぐメイクをしてもらいました。
それがまず、全然イメージが違いました。
私の予想では楽屋のような所で、自分で朝、してきたお化粧は全部落として、それこそ、デジタル対応の特殊なドーランのようなものを首から上に刷毛のようなもので塗るのかなあ?と思っていたら…。
しかも「眉毛はもう少し長めにお願いします」
とか、ヒヤヒヤしながらお願いするのかなあ?と、思っていたのですが。
全く違って、眺めのよい明るいサロンのような部屋で、一人の感じの良い女性の美容師さんが、優しく、チョンチョンとスポンジで私のお化粧の上からケーキファンデを乗せていかれて…。
他もそのまんま、ちょっときれいに直して下さるだけ…。
えー!これでいいの〜?!って感じ。
まあ、そんなこんなで、私はいろいろ指示を出してなんとか番組を無事、収録しようと必死のディレクターさんやアシスタントさんの思いをよそに自分の映りばっかりを気にしていましたよ。
「えんけい、と言うと遠景、ともとられますから丸形と言って下さいね」
「ハイ」
「5ミリとおっしゃらないで0.5センチで統一、お願いします」
「ハイ」
「ボンド、とおっしゃらないで接着剤と言って下さいね。」
「ハイ」
「ここは長くならないように このことだけおさえていただいたら」
「ハイ」
カー!と舞い上がることなく、ちゃーんとこなしましたよ。
一度、通しのリハーサルはあったといえども、生放送と同じ、一度の通し本番。
「OK!」が出てやれやれですが…。
でも、やっぱり、変な顔だったろーなー。
ま、誰にも迷惑かけなかったからいっか!の心境です。
(せっかく私の作品を好き、と思ってくれていた人ががっかりなさったらどーしよー)
(せっかくブログを読んで下さっていた方が、イメージ違うなー、と思われたら?)
「お疲れ様でした!又よろしくお願いします(お愛想です)」
と言っていただいたので
「今度はラジオでお願いします」
と挨拶するとウケましたよ。
まあ、とにかく終わりました、終わりました(;^_^A