気持ちを伝える…

2011年7月24日(日) ブログ
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[長靴下のピッピ]や[やかまし村の子どもたち]ほど、有名ではありませんが、リンドグレーン原作、イロン・ヴィークランド絵の[ぼくもお兄ちゃんになりたいな]という絵本があります。
小さい時に
(妹がほしいな)
と思っていたのにいざ生まれるとおかあさんやおとうさんの愛が妹ばかりに行ってしまったと思い込み…そんな男の子の話です。
勿論結末はハッピーエンド。
ところで、この本に出てくるお母さんは、赤ちゃんをあやす時、必ず
「ペーテルは(レーナは)世界で一番かわいいあかちゃんね」
と言います。
その昔、私はとんでもなくブサイクな赤ん坊でしたが、それでも母は
(世界で一番かわいい)
と思っていたそうです。
親心ってたいていそうですよね?

ただ、ここで私が声を大にして言いたいのは、どうぞそれを外国のママ達のように我が子に、照れずに繰り返し、繰り返し、言葉やスキンシップで伝えて下さいね、ということです。
無条件で愛されている、受け入れ護ろうとする人がい、居場所がある、という安心感が、子どもの目を広い世界に向け、飛び立っていく勇気を育むんだなあ、と思います。

今日の日曜日も、若い両親やお祖父ちゃん、お祖母ちゃんに連れられたかわいい可愛い子が何人か来てくれました。
皆に愛され、大切にされているお子さんの澄んだ目にじっとみつめられると、何とも言えません。

ところが、一方では真逆の…。
(どうして子どもを??)
と思うような実態もいろいろな所から耳にします。
その間の距離、ギャップはどうやって埋めていけばいいのか?
絵を描いていても(次回のパネル柄です)虚しい気持ちがする事があります。
でも、まず、上を向いて歩くことですよね。