フェルメール展

2011年8月13日(土) ブログ
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せっかく京都に泊まるのだから、と、[フェルメール展]を開催している京都市美術館の近くに宿をとりました。
開館は9時ですから、朝の空気の中、歩いていけば良い感じ…と、8時半にホテルを出たのですが…。
やっぱりぜんぜん違います。
ゆう風舎のある所の10時すぎって感じでしょうか?
もう充分、暑い、暑い。
照りつける太陽と物凄い蝉時雨の中、15分ほど歩くと美術館に到着しましたがまたまたビックリしたのは行列です。
私達は101人目でした。
どうしてそんなに正確にわかるって?
なんと行列している人達に配られた(先着100名様)用のフェルメールの絵ハガキが、私達の前のおじさんで ピタッと終わったからです。
「スミマセンねえ」と、ご丁寧に挨拶してくれた、感じのいいおじさん(^-^)
いいんですよ。私達はもっと違うことに運を残しておきますよ(^-^)

それにしても、入場料といい、会場に配備された人員といい、改めて〈フェルメール〉の凄さを思いました。
すいている間に、と、先にフェルメールの3つの絵を鑑賞。
その後、引き返して 他の沢山の同時代のオランダ絵画を観て歩き、そして最後にもう一度、フェルメールの絵の前に立つと…。
私にもはっきりわかりました。
その他の画家の絵を観ている時は、皆見事だし、達者だし、どう違うんだろう?と思いながら観ていましたが…。
〈品〉が違うのです。
そして〈光〉のあて方がやはり洗練されています。
そして〈色〉の組み合わせ、〈人物の表情〉から滲み出る雰囲気…。
どうしてフェルメールが人気があるのか解った気がしました。