「そう」

2011年10月10日(月) ブログ
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名作の力とは凄いですね。
すっかり私の心には[100万回生きたねこ]が住み着いてしまいました。

きっと、人生の折り返し地点を過ぎてから読んだのでよけいだと思います。

特に私は、白い美しいねこに惚れこんでしまい、毎日
「そう」
と言って暮らしています。
でも、「そう」とばかり言ってはいられないことが世の中にはいろいろありますね。
悲しいけれど、私達凡人には計り知れない闇の力がある、ということを、マイケルの事を深く知っていくと気付きます。
2004年、イラク戦争の終結を願ってマイケルが作った歌、[We’ve Had Enough]
やっと歌詞が判ったのです。
残念ながらYou−Tubeでは和訳付きをみつけることができなかったので これを読みながら聴いていただけたら、と思います。

We’ve Had Enough(もうたくさんだ)http://www.youtube.com/watch?v=BRWrG4kyfhM&feature=related

愛は幼い命から奪い取られてしまった
そして誰も彼女にその訳を教えてくれなかった

彼女の行く先は さらなる軍事行動によって薄暗い
彼女は純真な心で訪ねた
「どうしてお父さんは死ななきゃならないの?」

真っ青な顔で兵士に詰め寄った
「どうしたらこんなことができるの?
誰が生きて、誰が死ぬなんて
貴方が決めていいなんて、神様は言った?

見てたでしょ?彼は逃げもしなかった。
それにダディは銃なんて持っていなかったわ!」

村の真ん中で 遠い国の路の上で
壊れたおもちゃを持った貧しい男の子が横たわっている
幼すぎて何も理解出来ないんだ

少年は眠りから目覚めた
地面がぐらぐら揺れている
父親が息子の手を握っている
そして悲鳴をあげて泣いている
彼の妻が死にかけているからだ
今、息子にその事実を説明しなければならない。

少年は無邪気に尋ねた
「どうしてママは死ななきゃいけないの?
何のために兵隊さんが来るの?
平和のための兵隊なのに なぜ戦争になっているの?

彼らが決めていいと 神様が言ったの?
誰が生きて 誰が死ぬのか?
僕のママは 僕ら子どもを育てていただけなのに

死んでいく人々がいるのに
僕達は無邪気に傍観しているだけ
まるで声がないかのように
今こそ僕らが選択する時なんだ
神様だけが決めることが出来るんだ
誰が生き 誰が死ぬのかを
僕らが声を一つにして叫ぶなら 出来ない事なんて一つもない

彼らは僕の話を聞かなければならない
彼らは君の話を聞かなければならない
彼らは僕達の話を聞かなければならない

もういい
もうたくさんだ

僕の魂の奥深いところ
(君の魂の奥深いところ 神に任せよう)
僕の魂の奥深いところ
(僕にかかっている そして僕らはまだ生きている)
彼らは 僕たちの話を聞かなければならない

もういい
もうたくさんだ

どんどん悪くなっている
神に任せよう
どんどん悪くなっている
神に任せよう
心の奥深いところ

もうたくさんだ!!