佐野洋子さんのクリスマス絵本
池上彰さんはきっと優しい温かい人なんだろう、と思います。
イスラム教や世界の宗教の事を易しく解説した本を読んでも、行間にその感じが伝わります。
信じる宗教のために生死をかけて闘う人達がいる国も多い中、産まれた時や七五三は神社、結婚式は教会で死ぬとお寺へ、というような日本人はなんだろう?と、ちょっと自己嫌悪に陥りそうなとこを、
「そんな風にいろいろなものを受け入れられる、ということが大切なこと(平和のためには)」
と 書いてくれています。
なんか、救われますね。
そんな訳で、深く考えるのは又にして、今年も(美しい)(ワクワクする)(ほのぼのする)クリスマスディスプレイの始まりです。
ショップも、作品も、絵本図書館も準備に大わらわな中、こんな、クリスマス絵本をみつけましたよ。
(へー、佐野洋子さんて、クリスマス絵本も出しておられたんだ!)
水彩絵の具と彩色筆の織り成す湿度のある絵は日本独特なのに、一方、日本人ばなれしたスケールの大きさ、のんびり感は、やはり[100万回…]の作者です。
(街に行ってピカピカのクリスマスツリーになりたかった小さなモミの木のおはなし…)
なんともいえず、愉快。
なんともいえず、周りの皆が優しい(^-^)
写真の場面は何だと思いますか?
街へ行く列車に乗り遅れてしくしく泣いているモミの木ですよ(^o^)
モミの木が、列車に乗り遅れまいと、根っこの足ですたこらさっさと歩く場面、やっぱり佐野洋子さんじゃなきゃ描けませ〜ん!