英語の本

2011年11月26日(土) ブログ
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今年の5月に、いつもお邪魔している[I’ll be there]さんのブログで この本の事を知りました。

ジョー・フォーゲルというアメリカの作家であり、ロチェスター大学の教師でもある人が、マイケルの音楽の素晴らしさに魅了されたが、本当の意味で 彼の創造的プロセス、仕事の意味に関してきちんと述べられている本が無いことに気付き、自らが研究しまとめた本を書き、11月に出版されることを。

とても誠実に取り組まれたものであり、特に書き始めたのは2005年という年。

裁判で完全無罪を勝ち取っても、彼はメディアによって虐殺されたと感じ、相変わらずタブロイド的視点でしか報道されない現実に
(これではいけない)
と執筆を決心したのだそうです。

彼の作ったものは[芸術]であり、それは後世に正しく伝えなくてはならないもの、と…。

特にあたかも[スリラー]や[バッド]で立ち往生したかのように思われているけれども、最も良い仕事の幾つかはむしろそれ以降である、と明言していること。
スキャンダルで騒ぎたてられる中で正当に評価されてこなかった(一般には)楽曲のこと。

こんな本が出るのはとっても嬉しい。
でも日本語訳が出るという話も聞かないし…。

半ば諦めていたのですが、つい最近、とうとうアマゾンのカスタマーレビューを一人の人が書いてくれていて…。
それを読んだら矢も盾もたまらず、申し込んでしまいました。

「☆5つじゃ足りない、マイケルの魂に寄り添った作品。ぜひマイケルを語り継ぐためのバイブルに」
「この本なら、天国のマイケルが、自著の隣に並べて保管するんじゃないかな、なんてくらいパーフェクト」
「…終始マイケルを称賛しながらも、決して(妄信的な崇拝)になっていないのは、それが当時の時代背景や批評、評価、本人のコメントも随所に盛り込みながら…中略…きっちりした音楽的分析と考察に裏打ちされているから…」
「マイケルの死から2年半…洪水のごとく押し寄せた追悼本の中には失望するものも多かったけれど、この本は違う。裁判や容姿や肌の色…そんなスキャンダルにばかり嗅覚を研ぎ澄ますメディアの書いた文章を一切排除して、いわば泥水の中から、きらきら輝く宝石を救済するかのように、(マイケルという稀なる魂と才能の変遷を辿る)ことに、最初の1行から最後まで徹した逸品です」

こう書かれては、英語であろうがスペイン語であろうが、買わないわけにはいきません。

届くと、厚さ3センチはあるハードカバーの、美しい重量感のある立派な本。
ちなみに円高なのか?¥1823なのですよ(>_<) あ〜早く誰か和訳出してクレー!!