惚れ直し
不意に昔の男が目の前に現れ…
失礼しました。
そんなおおごとではありません。
テレビやインターネットのニュースで、ホイットニー・ヒューストンの葬儀で弔辞を読んだのは思いがけず、ケビン・コスナーでした。
長いこと、大ファンだったもので…。
「私は肌の色の違いなんて考えたことはありません。
もちろん脚本にもレイチェルが黒人シンガーであると記録されていませんよ。」と、難色を示した制作陣を説き伏せ、しかもホイットニーのスケジュールが空くのを1年以上も待ってクランク・インしたという彼の映画[ボディ・ガード]
それ以来、親交があったのですね。
しかも、
「私がやった役は誰でも出来るが、レイチェルの役は彼女しか出来なかったでしょう」
と弔辞の時の言葉。
いいこと言うなあ。
もともと、私がケビンに惚れたのは映画[ダンス・ウィズ・ウルヴス]を観た時です。
アカデミー賞7部門を獲得したこの映画、主演は勿論ですが、初監督もつとめたのです。
南北戦争を背景に、若い将校とインディアン達との、普通ならお互いに警戒し、敵対するところを、彼の純な心や態度から次第に温かい交流、そして別れ、というヒューマンで壮大な感動作です。
(まだご覧になっていない方はぜひ!)
私はどうも、(オトコマエでヒューマニスト)に弱いのです(>_<) (やっぱり善い人だったンダ…) と、嬉しくなりました。 パンフレットに載っている、当時のインタビューでも、 「人生で大事なことは、お金や名声を得ることでなく、自分がどう生きるかを知ること」 と言っています。 それにしても、[ボディ・ガード]は1992年の映画。 先日貼った、マイケルとホイットニーのツーショットは1988年。 じ、じゃあ、友達ホイットニーの初主演映画[ボディ・ガード]も、映画オタクのマイケル、きっと何度も観たんだろうなあ…と、やっぱりマイケルのことばかり考える私です。