3月11日
今日は重苦しい日ですね。
可哀想だから、とか そういうことではなくて、自分の生き方が問われる日だからですね。
私の仕事は正直、楽しいものです。
好きな物に囲まれ、優しい、気持ちの良い人達に囲まれ、子どもの頃から好きな事をしているのですから…。
でも、それだけではちっとも世の中良くはなりませんよね。
自然災害は仕方ないこととしても、そのあと、どう助け合えるか?ですものね。
テレビの特集番組を見て、気の毒がったり、感動の涙を流したとしても、さあ、瓦礫の処理を受け入れるか、といえば?
原発は恐ろしい、と思っても、さあ、使っている電気をどうするか、といえば?
日本中のどこの地域も、どこに住んでいる人も、皆みんな均一にリスクを背負い、瓦礫を少しずつ分担し、少しずつ贅沢を我慢する、ということは可能性ゼロの絵空事??
戦争中や戦後の沖縄のように、どこかが犠牲になって(おそらくそれは中央から離れた過疎地ですよね)電力の最大の消費地である都会は安泰、というのもなんだか変ですよね。
世の中のしくみ…動かせるか、動かせないのか?
とにかく、弱い立場の人だけが泣くような世の中にはしたくない…そのためには自分に何ができるか?ですね。