若者の言葉

2012年5月1日(火) ブログ
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夜に最近ハマっているものがあります。
インターネットの動画投稿サービス[ニコニコ動画]
略して[ニコ動]

勿論観るのはマイケル関連オンリーですが、これが解りやすくって!

You−Tubeはアメリカ産なので世界各国語。
もしくは英語。

ところが2006年にできたニコ動は渋谷が拠点なので、説明書きは勿論日本語。
ほとんどの動画に誰かが親切に和訳の字幕をつけてくれていて。
なければ「誰か、和訳たのむ!」
なんてコメントが流れたり…。

そうです。
もう一つのニコ動の魅力は、動画の流れに合わせて見ている人からの自由なコメントがバンバン表示されることです。

正直、この、通称〈コメ〉
マイケルの美しい顔の上にいっぱい流れたり、とっても邪魔です。
〈コメ〉が多すぎてほとんど画面見えないのもあります。
それに〈コメ〉を読んでると、下の和訳読めないし…。

勿論消して観ることもできますが…この〈コメ〉と共にマイケルのパフォーマンスや[ある日]を観てるのがいいのです。

一体感、というよりは、うんと年上の私には、明らかに若者達がいれた、やたら語彙の少ない、単純な、でも素直な〔若者言葉〕に感動させられています。

〈コメ〉をいれているほとんどの人はマイケルが亡くなってから知ったにわかファン。
若者だから自由になるお金も少なく、同じにわかファンの私のように、手にいれられるだけの本やCDやDVDを持ってるわけではないのでしょう。
ただただインターネットを通して曲を聴き、ダンスを見て驚き、マスコミが流していたのではない本当の彼の人間性を知り、矢も盾もたまらず〈コメ〉を流しているように見えます。

可愛いんですよ。
「天国があることを生まれて初めて願う…」(マイケルのために)
とか
「天国に行けるように今から良い人になるようガンバる」
とか
「面接落ちたけど、この曲聴いたら又がんばる気出た」
とか
マイケルを讃えるだけじゃなくて、自分の生活と結びつけた上で、とっても正しく捉えてくれているのが、オバサンとしてはとっても嬉しい。

毎晩、知らなかったマイケルに出会い、何度も見たパフォーマンスやスピーチや笑顔を又、見、若者言葉の〈コメ〉を読み、涙を流しています。