ドラゴン
土曜日だからでしょうか?
レースや布だけではなく、今日は、絵本を買って下さるお客様が多かったように思います。
そうなんです。
伏線を張るように、いろいろな(マジカルな)絵本がディスプレイされているんですよ。
エロール・ル・カインさんの絵本は特に今回〈キー〉になっています。
題材も絵も独特のマジカルな世界を感じさせるからです。
カインさんはグリム童話もたくさん手がけています。
[いばらひめ]はその代表作の一つ。
一ページ毎に素晴らしい絵が広がります。
ディズニーの[眠れる森の美女]で親しんだ物語ですが、ちょっと違うところもあります。
ディズニーでは3人の陽気なオバサン妖精と、とびっきり怖そうで美しい黒ずくめの魔女マリフィッセント(こんな名だっけ?)が出てきますが、この本には、
「この国には13人の仙女がおりましたが、たまたま王様の手もとには、ごちそうに使う金のさらが12枚しかなかったので、ひとりはおまねきをうけませんでした…」
と、なっています。
そりゃあ、仲間外れにされた13人目の仙女は怒りますよね。
その仙女がまたがっているのは ドラゴン!
(ははあ!)
やっと判りました。
先日来、連れ合いがちょこちょこ苦心して折り曲げたり組み立てたりしていた紙製のドラゴンはこれだったンダ!
ちなみにこれはもちろんキットとして売っているものです。
ドラゴンは黒だけど、レース展会場には白い蝶々やカマキリやいろんなものがいますよ。