布の色
だいたい1ヶ月に一度、有輪商店の営業マンが、重たい布見本を携えて来て下さいます。
月曜日の夕方いらして、注文した反物が少し、届きました。
この(少し)は近年、本当に(少し)になってきました(>_<) もちろん、 (素敵な布があれば買おう!) と、待ち構えているわけですが…。 有輪さんは本来、(バラ柄大好き)の先生やお店御用達なんだそうです。 10何年前にバラ柄が出始めた頃はなるほど夢中になって買ったものです。 でも、こう毎年毎年、 (どこが違うのかな?) と思うようなバラ柄ばかりで全然新鮮味がなく…。 スッキリした花柄やもう一工夫してほしい、と言い続けています。 そして何より!有輪さんだけではなく、日本のメーカーさんの布は総じて色がイマイチです。 [リバティ]が再認識されようが[キャス・キッドソン]が売れようが、相変わらず、ぼんやり濁った土色を混ぜたみたいな色を重ねてあって気分が上がりません。 ビビッドだったり、明るければいい、というのではありません。 あまりにも毎年毎年変化がないので、 (私がオカシイのか?) と思うくらいですが。 でもやっぱり、パリの子どもたちの写真なんか見ると勇気百倍。 (やっぱりほら!) どうか、どうか日本の染色工場さん、素敵な色合いを研究して下さいね。