シルク2
お孫さんのために何か作ってあげよう、とよく布を買いに来て下さる姫路のお客様。
「これが出来たんですよ」と見せて下さいました。
授乳中のママのための前ファスナーのワンピースと2才のお孫さんのワンピース。
2才のお嬢ちゃんのはデイジー模様の綿麻によく合うYu’sのファスナーをつけて…。
可愛く使って下さって嬉しいです。
ところで、先日テレビて放映されてた[シルク・ド・ソレイユ]の練習風景を観て、やっぱり(マイケル)を感じたIさんがブルーレイに録画して持って来てくれました。
あれは[地球イチバン]というNHKの番組、2回に渡って放送されたものだったんですね。
もちろん今回のは「イモータル」には全く関係なく、体操選手という元アスリート二人がシルクの(アーティスト)となっていく様を覗かせてくれた内容だったのですが、コンセプトもメッセージも完全にマイケルにダブりました。
「夢と魔法の世界へ観客をいざないたい、そのための努力」
「限界は自分で作ってしまうもの」
「何より自分が自信を持って楽しんで演じなくては観客を楽しませることはできない」
「指導する時も相手への思いやり、リスペクトを欠かさない」
などなど…。
まさしく「これだ!(This is it!)」
って思いました。
それにしてもハズカシ、ハズカシ(>_<) 先日のブログで[シルク・ド・ソレイユ]をフランスのサーカス団だなんて書いてしまって…。 つい、フランス語なのでフランスか?と(>_<) 本拠地はカナダのモントリオールだったのですね。 そういえば、カナダの一部もフランス語圏…。 今や幾つものグループがあり、「世界一のサーカス」と言われ、世界中の人が公演を望むシルクの、その始まりは一人の男性だった、という話も感動的でした。 体操のコマネチ選手たちで盛り上がったモントリオール・オリンピック。 でも実は、モントリオールはオリンピックのために莫大な借金を抱え、終わった後は経済が行き詰まり、街も人の心も荒廃していったのだそうです。 そんな様子を見かねた一人の男性(名前、忘れてしまいました)竹馬でながーい足を演出、シルクハットに燕尾服で旅をし、人々の笑顔を獲得していったのだそうです。 次第に人が集まり、テントを張り… 動物を一切使わない、人間の身体と感性の可能性を信じ、 「No Limit」 を合言葉に…。 今のシルクに至ったそう。 番組の出演者が言っていた「(シルクのショーを見終えると)人間って素晴らしい!」 「自分も何か、頑張ろう」 と、思えるのが何より嬉しいですね。