おえかき

2009年3月4日(水) ブログ
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小学校を退職して依頼、ずーと続けていることがあります。
勤めていた小学校のすぐそばにあるコミュニティ・センターでの[絵の教室]。
5人くらいのお母さんと子供が、毎週水曜日、学校が終わってから集まって何かしらに取り組みます。
第一水曜日が絵。
私の唯一のボランティアです。
と、言っても相生へ引っ越しした私があまりにも遠いから、と気の毒がって、お母さん達が電車賃を出して下さるのでボランティアとは言えませんね。
始めはほとんど毎月、それこそ、勤めていた場所の横を通るのですから、様々な複雑な思いを胸に、電車とバスを乗り継いで通いました。
途中、義母や母が入院した時には何ヵ月か休ませていただきましたが、
「先生の都合の良い時を待っています」
というお母さんの声に励まされて続けています。
何年もたって子供達は全員、大人になってそれぞれ仕事や作業所で頑張っていて夜にしか集まれなくなりました。
そんな訳でまたまた私が遠いのを心配して 最近は3ヶ月に一度、伺うことになりましたが、体力が続く限り通おうと思っています。
なぜなら、私自身、ゆう風舎に通って来てくださる方が いろいろな状況の中、とぎれとぎれでもずーと続けて下さることがとても嬉しいからです。
ところが困るのは絵の題材です。
いろんな物をモデルに持っていきましたが、こう何年も続けていくとネタが…。
今日はなんと、とうとうリバティの布を持っていきました。
とてもきれいで豊富な色彩がきっと絵の具でも楽しいのでは?と思ったのです。
そしてその上に いつもは描く時の道具である、色鉛筆とクレパスと絵かきペンを並べました。
苦しまぎれの逆転の発想です。