「チクチク…」のちから

2013年6月29日(土) ブログ
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[リネン&レース展]も2日目ですし、東京展の案内ハガキの発送作業とか、忙しくさせていただいていますが、ちょっと違う話題をさせてもらっていいですか?
あんまり感激したもので…。

マイケルの命日に合わせて企画された、15センチ✖20センチのパーツをあわせた[愛のブランケット・プロジェクト]に参加させていただいたことは 以前ブログでちょっと書かせていただきました。

JJさんという方が取りしきって下さり、埼玉にお住まいのJJさんや集まれる方数名が、(お針子隊)として全国から集まったパーツをチクチク縫い合わせ。
東京で喫茶店を開かれているSAEさんという方が彼の眠るフォレストローンまで持って行ってくださったのです。

去年より大きい、108枚繋いだブランケット(シーツ?)、アメリカのビッグファン、タージさんの手を介してなんとマイケルのお母さんや息子さんの元へ渡ったそうです!

実は、去年も渡り、JJさん達は
「奇跡!」
と、物凄く喜んでおられしたが、今年は又、皆の想いが比べようもないくらいこもっていたのです。

実は今、お母さん達はマイケルの死をめぐって裁判中です。

JJさんが毎日訳して下さるいろんな人の証言は、マイケルの最後の日々、睡眠障害を間違った処方で身体をめちゃくちゃにされた不幸を否応なく知らされて、ファン一同何とも言えない暗い心境を抱えこんでいました。

しかも昨日は長男プリンス君の証言の日で、見守る祖母、マイケルのお母さんキャサリンさんの目に何度も涙が浮かんだそう。
そんな日、ブランケットがキャサリンさんの手に渡り、プリンス君達と眺めて下さったそう!
ディテールやワークに感動して下さったそうです。
彼女も若かりし頃、貧しい生活の中で[ジャクソン5]として活動を始めた息子達のためにシャツを縫ったり、ポロシャツの胸に「J5」と五枚刺繍したり…。
そんな方だから(手作りの良さ)を解ってくださるんですね。

タージさんのメッセージに
「辛い思いをしている彼女達に笑顔をありがとう」とありました。

参加した皆はもう、感涙、感涙…。
いつも自分のことよりも人のことを思うマイケルが家族を包みたがったんだ!と解釈しては又涙です。

一針、一針にこめた皆の心、届くものなんですねヽ(;▽;)ノ