セピア調に…
レース展4日目。
梅雨の最中ですが、今のところお天気に恵まれていてありがたいです。
それもたくさんのグリーンの葉をくぐり抜けて、そよそよととても気持ちのいい風が吹いて日陰にいると涼しいのです。
まさにリネンやコットンレースの服を着ていたい季節です。
昨日、来て下さったNさんのお父さんは暮らしておられる北海道、紋別の最近の気候について話して下さいました。
この日、お父さんもお母さんも紫陽花色に合わせたような爽やかな夏物のいでたちでしたが、紋別に居られる時はそうはいかないそうです。
「寒いんです。」
と仰っていました。
毎年、春と夏が同時のように来るのが今年はその兆候がより顕著で、しかも遅れているのだそうです。
北海道の中でもオホーツクは冷えて、海温とぶつかった空気が霧になり、まさしく(五里霧中)なんだそうです。
日本は本当に長く、その土地土地でいろいろなものの考え方も少しずつ違うかもしれません。
でもきっと、昔から愛されるもの、良いものというものも絶対あるはず、そんなものを集めていきたいな、と思ってやっています。
さてこの一角は(ブルー&ホワイト)ではありません。
うちでも省エネを考えて徐々にLSD電球に替えつつありますが、ここは昔ながらの白熱灯。
柔らかい光のもとでセピア色に見えるレースの作品達です。