まくお

2014年2月24日(月) ブログ
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“ぬいもの”に目覚めた幼いゆうちゃんが端切れを使ってお人形の服や自分の服とかをいっぱい縫う…というところを作っていますが、ゆうちゃんの隣に寝転がった“へん?”なぬいぐるみ、何だと思われますか?

昨日のブログで懐かしい昭和のにおいプンプンの絵本を紹介しましたが、まさに私は昭和の子です。
小さい時に見た、アメリカのホームドラマや絵本にでてくる子ども部屋にある大きな動物のぬいぐるみ、犬だったりクマだったり…。
フサフサした毛で覆われた…。

そんなものは普通の家庭にはなかったんですよ。
欲しくて欲しくてたまらなくてもそれは贅沢というもの。
デパートのおもちゃ売り場の1コーナーに置いてあって憧れの眼差しで見るだけのものだったのです。

ちょうど小学校の高学年になった頃かな?
もう中学生だったかな?
[ティーンルック]というティーンエイジャー向きの雑誌が大好きで。
その中にはインテリアのまねごとみたいなページもあって、それに感化されては古い整理ダンスやミシンの椅子をペンキでペタペタ、真っ白に塗ったり。
安価なギンガムチェックでカバーを作ったり…。

そんなティーンルックの記事に「まくらを使ってお人形を作ろう(というコピーだったか?どうか?)」というのがありました。

早速、自分の使っていたもみ殻入りのフツーの枕に手足をつけて、太い毛糸で髪の毛をつけて、目(は何で作ったかなあ?ボタン?)何か服のようなものを縫い付けて、悦に入って兄から強奪?したパイプベッドの上に座らせて喜んでいたのを思い出します。

ぼってりした顔はとても女の子には見えなかったので名前は「まくお」にしました^_^