キープザフェイス
[Keep The Faith]というのは「信念を貫け」という、マイケルの曲です。
まさしく小出さんの生き方です。
写真は26年前の小出さんの写真。
どこのテレビ局だったのでしょうか、[牛乳が飲みたい-原発・勇気ある撤退]という番組で、たぶん39歳くらいの小出さんでしょうか?
やはり原子力の非効率性や危険性を話しておられます。
さすがに昔のテレビ画面、せっかく若々しく爽やかな小出さんの顔にいっぱい線が入っちゃってますが~_~;
動画は3年前、福島の事故から一ヶ月くらいのインタビューです。
大阪府泉南郡熊取町にあるご自分の仕事場でダンディなセーター姿^_^
大勢の人への講演でも、一人のインタビュアーへの話でも、本当に誠実に一つ一つ答えていかれます。
「人の話を聞く」態度も素晴らしい。
威圧感等にはおよそ縁が無く、例えば
「今、話したように、」
とはおっしゃらず、
「今、聞いていただいたように、」
と、おっしゃいます。
知っておられることはわかりやすく丁寧に説明。
わからないことは
「わかりません」
と率直に言われます。
「今では当たり前の事ですが、原子力発電所というものは都会では引き受けられない危険を抱えている、だから決して都会には建てないで、いわゆる過疎地というような所に建てて 長い送電線を引いて電気を都会に送るということをやる、ということに気がついたわけですね。
そうであると もう 私の結論は簡単でして、そのようなものは認められない。
都会で必要な電気を危険も含めて都会が引き受ける、というならばまだいい。
しかし都会は危険を引き受けたくないから電気だけもらって危険は過疎地に押し付けるというような、そういうことは私の生きる原則からして 到底認められないということになりまして原子力発電を廃絶させようと思うことになりました。
1970年の秋です。」
ね?私が惚れてしまうの、わかっていただけますよね。
「私の生きる原則」か~