一家に一冊
人気の雑誌[私のカントリー]の扉エッセイでお馴染み、私の本[ストーリーキルト季節の中で]も、[月日の中で]も、そして又、9月に発売予定の新刊ででも、編集や説明文でお世話になったフリーライターの新田恵子さんにはもう一つの顔があります(*^^*)
《郵便局ソムリエ》*\(^o^)/*
大きな局のコールセンターで働いた経験を、出版社に勤めるお友達に勧められ 一冊の本にしたのがこの本。
初めて手にした時、正直私は驚きました。
「大きな真っ赤な郵便ポストがドカンの表紙?」
「使い倒し手帳?!」
「真っ赤な帯に『知らなきゃソンする』とか『おトクな』とかいう文字が躍る?」
よく駅のキオスクに並んでいるハウツー本みたい…
なんだか新田さんのイメージじゃない…
出版社としては「売る」ためにはこういうのがいいんだろな?
でも。
中身はやっぱり新田さんでした。
良識的で賢くて、都会で生きているカッコいい女性の匂い。
でも、どこかとっても親しみ易くって^_^
(ふうーん。そうだったんだ…)
私も毎日お世話になる郵便物、ゆうパック、国際スピード郵便…
それ以外にもいろんな送り方があるし、受け取り方もいろいろ!
知っているのと知らないのとでは大違いですよね。
でも、ただのハウツー本とは違って、なんというか血が通っています。
郵便局側、でもなくお客様側でもなく、どっちかと言えばその両方からの視点。
なので、とても納得します^_^
特にときどき入っている《郵便局小話》は内部の人しか知らないエピソード(^^;;
「郵便屋さん」という響きに感じる、なんというか昭和っぽい、温かいイメージ。
それがやっぱりそうなんだ、って思わせてくれます。
最新OA機器を取り入れようが、やっぱり郵便屋さんは郵便屋さん。
人が走り回って頑張ってくれているんだな、と改めて気づきましたよ。