終わりと始まり
少しずつ増えていくクリスマスの飾り…
ショップ玄関のドアの裏側もつれあいの手でときどき変わります。
初夏のレース展の時の涼しげなドイリーが、今はツリーや雪の結晶型のレース。
まだまだどんどんそんな所が増えていきますよ。
ところで。
やっと読み終えたこの本、とってもよかったです。
Iさんが「とても良かったので…」と、貸してくれた池澤直樹さんの[終わりと始まり]
作家の池澤さんが朝日新聞の夕刊に掲載していた四年間のコラムを一冊にしたもの。
残念ながらこの地域には夕刊は来ません~_~;
朝日新聞のコラムと言えば、高橋源一郎さんの[僕らの民主主義なんだぜ]も面白く読ませてもらったのだけど、こちらの方がもっとヨカッタです。
今の社会に起きている様々な事が、ニュースや新聞から伝えられるだけではどうも胃の腑には落ち着かず、出版されたいろいろな本を読んでみ、古くからある私には難解な本もチラ見し、いろんな人の講演を聞いてみ…
そんな中で池澤さんの視点や物の感じ方や考え方は私にはとってもピタっと来ました。
そして、とても辛そうで不安だけど、石牟礼道子さんの[苦海浄土]は読まないといけないな、と思いました。