雨の御堂筋
/小糠雨降る/御堂筋…に行ってきました。
もちろん私の場合は恋人を追って、ではなくお仕事です。
又、新しいプロジェクトが始まります。
ちょうど一年前、ここを訪れた日も やはり雨が降っていました。
6月だから、もちろん。
[はじまりはいつも雨]
…飛鳥さんのロマンチックな歌です。
私はこっちの方が好きです。
こんなにも雨を肯定的に歌った歌も少ないのでは?
とにかく今日、お会いした皆様に
「先生の布、いいですね」
と言っていただき、たとえ社交辞令と解っていても、気分よく雨の日を出かけていたのですが。
行き帰りがいけません。
長い電車の中、又、ランチが出てくるまでの間、と読んでいる本のせいです。
我が?竹野内君が出演するとのスタッフ情報を得た私はさっそく、そのドラマの原作、山崎豊子さんの[不毛地帯]の文庫本を買ってきてこの間からチョロチョロ読んでいるのですが…。
どうも私は地雷を踏んでしまったような…。私は生涯、読まない、観ない、と決心している作品があります。
それは[大地の子]と[ホタルの墓]です。理由はあまりにも可哀想すぎて心がボロボロになるのが嫌という臆病な気持ちからです。
昔から母は私が何か口答えをすると
「そんな、大地の子も読んでない人が何をエラそうに言うか!」
と怒っていましたが(;^_^Aハンカチでは間に合わない、バスタオルが要る、などと聞くとよけい観る気はしません。
ところがこの[不毛地帯]も一巻はシベリア抑留の話で…。
つらくてつらくて。
でもこれを読まないと後の話が解らないのだ、と思います。
うーん( ̄〜 ̄;)