トイレのカレンダー
スタッフOさんのブログにもありましたが、今、うちのカフェの本棚にはズラリと白黒の本が並んでいます。
「なんで、白黒なん?」
「6月やから…」
えー!
6月=マイケルが亡くなった月=[Black or White]‼️
なーんか(^^;;(^^;;(^^;;
まあ、思いつきのきっかけはなんであれ、やはり白黒という思いきった配色の絵本でも本でもなかなか骨のあるものが並んでいます。
特に ぜひ多くの方に読んでいただきたいのがグラフィック・デザイナー財津昌樹さん著の[言いたいことを言ってしまうとどうなるんだろう]
写ってないけどもう一冊[1%ーあなたはその中にいますか。ー]
どちらも財津さんやその仲間達が1997年からずーっと作り続けておられる[トイレに掛けるメッセージカレンダー]の中の言葉ですから1ページ1ページは短く、そして鋭い、そしてユーモアも少し感じる言葉で綴ってあるので、これ又すぐに読めます。
めくると
(ホントやなー)
と、ため息が出てくることばかり。
主に子ども達に残す社会や環境を憂えみ、今の私たちが何気なくやってしまっている日常での問題点を きちんとした科学的なデータの裏付け、日本以外各国の事情共々、簡単な言葉で示してくれています。
日頃感じていてもなかなか(ピリっと)言えない私の代弁、いえもちろんそれ以上の知識と洞察力を持って書いて下さっています。
財津さんの活動を初めて知ったのはなんと去年、渋谷のBunkamuraでの作品展の前後でした。
会場をお借りしたのは一週間。
その後の催し物が彼の[メッセージ展]だったのです。
決して「安い」とは言えない会場で、それこそ白い紙に黒い文字で書かれたメッセージのパネルだけの展示…
(凄い方がおられるものだなあ)
と、感じいったのを覚えています。