「個」に戻ろう
いつでも誰かを誘わないと、とか 誘われないとどこへも行けない、というのではなくて、できれば基本は独りで行動する人になりたいものです。
お連れの人に気を遣わず、他人の目を気にせず、周囲の言葉に惑わされず静かに自身の心の目で見、ものを感じる時間があれば…幸せですね。
そうやって自分の中の核があればこそ、人の意見に耳を傾けたり、他人の心を慮ったりする余裕ができるのだと思います。
そんな場の一つにゆう風舎絵本図書館がなれれば…と、日々工夫を凝らしています。
とは言ってもなかなか趣旨を理解してもらえず、たださっと眺めて
「あー、誰々ちゃんを連れて来たら喜ぶな」…
子どもはただそこへ放り込まれても急に読書熱が湧くものではありませんよね。
周囲の大人が興味や愛情を持っていてこそ、ですよね。
ゆう風舎創立以来、落合恵子さんの言われる「個」に帰る、ということを一つのテーマにしてやってきましたが、自民党の改憲草案では「個人」の「個」が取られ、「人」と表されるのですね。
YouTubeには 大きな大きな日の丸の前で
「血を流さないと国は守れない!」
とか、物凄い発言をする稲田政調会長や高市さんの出てる動画も出回っていて皆さんに知ってもらわないと、って思いますが、とてもブログに貼る気にもなれません。
どうして好戦的な人が育ってしまうのでしょう?
いろいろ考えながら図書館を歩き回る日々です。
そんな日々の中で 昨日のM子先生との会話や M子先生の曽祖父、西村伊作さんの理想や、西村さんを記念して建てられた軽井沢の[ル・ヴァン美術館]のお話は 少し元気の出ることがらでした。
ゆう風舎とはスケールもグレードも桁違いだけど、はずかしながら
(気持ちは似てるじゃん?)
と、思わせていただいたル・ヴァン美術館はこんなところです。