6月の終わりに…
レース展二日目。
いつも土曜日には 素敵な笑顔でお客様を迎えてくれていたスタッフYさんの、入院中のお母様の容態が悪くなりました。
こちらは幸い、助っ人が現れ、仲間の協力で 無事1日が終了し、来られたお客様のレースファッションに驚いたり、忙しい合間をぬってお茶を楽しんだりしながらも、Yさんが気の毒でなりませんでした。
と、いうのも脳出血の後遺症からどんどん回復していた母が再び倒れ、帰らぬ人となるまで神戸の北にある病院へ通っていたのも、ちょうど今頃…。
あの年も長雨の梅雨、というより太陽が眩しい日が続いていて、道すがら鮮やかに咲いていたたちあおいの花が今も思い出されます。
そんな日々の中、拙本[ストーリー・キルト]の完成のためにライターさんのNさんとの携帯電話でのやりとりや、合間にこちらへ帰ってきてはスタッフやキルト仲間との談笑、そんなことがとても支えになってくれました。
Yさんにもいっぱい話を聞いていただいたなあ。
今度はなんとか恩返しがしたい、と思っているのですが…。