前向きに…
縫い物の合い間にはイングリッシュ・ガーデンの雑誌を広げてリラックス…
ではないのです(^^;;
柔らかい薄ピンクの見事な薔薇が咲きこぼれているこのおうちは隣町、Nさん邸の写真なのです。
ここまで育てたのはNさんのお母さん。
Nさんのお父さんである旦那様が60代で亡くなった後に…
詳しいお話を聞いた訳ではありませんが、やり場のない寂しさや哀しみの日々だったことは想像できます。
でも、それを乗り越えて「心の居場所」をご自分で切り開き、みつけられたのですね。
それにしても本当にハイセンスで行き届いていて、しかもさりげないお庭が広がっています。
先日、facebookの記事、たぶんデジタル毎日だったか?で筑波大の山口名誉教授のお話が載っていたのを読んで、ずいぶん元気づけられました。
教授の研究によると、
《脳の働きを制御するのは心》
なのだそうです。
「 脳から全身の細胞に指令が出ているから、脳は身体を動かすリーダーのように見えていた。しかし、決してそうではなかった。
脳を動かしているのは、自分の心であり、意識だ。脳はテレビやラジオの受信機のようなものであり、心や意識が真の創造者である。脳は私たちが「できる」と思っていることしかできない。逆にいえば、「できない」と考えていることはできないのだ。」
のだそうです。
なので
「 脳に使われるのではなく、脳を上手にコントロールして使うことが肝心だ。そのためには、固定観念を捨て去り、柔軟性を持ってリラックスすること、素直であること、心配しないことなどが大切である。そうすることにより、あらゆる局面を切り開くことが可能になる。」
のだそうです。
とは言っても、私のようななよなよした人間にはなかなか難しいこと、しかも不幸な出来事に襲われた真っ最中にはとてもそんな風には思い難いものだろう、と思います。
それでもやっぱり、そう言われると元気が出ます。
時間は要しても、「前向きに生きること」
それができれば。
このお庭はその一つの象徴のように思えます。