新作キット、アップしました
新作の縦型ウェルカム・ボード、キットも出来て 早速ネットショップの[ウェデイング]のところにアップしましたよ。
見てみて下さいね。
ところで、私のチビチビ読書、今はIさんの貸してくれた高山文彦さんの書いた[ふたり]という本を読んでいます。
「ふたり」とは皇后美智子さんと作家石牟礼道子さんの事です。
(よくこんな良い本を貸してくれて…)と感激するくらい、しみじみとした感動で心が洗われるような本で、読了した後で又ご紹介したいと思いますが、その中で石牟礼さんは皇后の
「文章が好き」
と言われます。
その文章とは 以前にこのブログでもちょっと触れたことのある、1998年インドで行われた「国際児童図書評議会第26回世界大会」に託された皇后美智子さんの「子供の本を通しての平和ー子供時代の読書の思い出」という基調講演のものです。
その中で美智子さんは
「本というものは、時に子供に安定の根を与え、時にどこにでも飛んでいける翼を与えてくれるもののようです…」
と書いておられます。
どんなにIT化が進んでも、いわゆる「本」を子供たちには読んでほしい、そのためには「絵本」から、と思って[ゆう風舎]を続けている私達にはなんとも言えない文章が続きます。
今ある美智子皇后の姿が
(なるほどなあ〜)
と、深い感慨に浸ります。
深い感慨といえば、石牟礼道子さんのことも…
この本と美智子さんの講演を文章化した[橋をかける 子供時代の読書の思い出](文春文庫)は連れ合いに頼んで うちにも買ってもらおう、と思います。