ここにしか咲かない花
毎日、天気予報を見て悲しい気持ちになっているItさん。
きっとOkさんも同じでしょう。
そう何度もある機会ではありません。
せっかくのいわば「発表会」。
自分達の知り合いや親戚や友人、そして初めてのお客様にも できれば気持ちの良い青空の下、楽しんでもらいたい。
その気持ちは私も同じです。
交通の便がいいどこかの駅近くの複合施設。
雨に当たらず、風にも吹かれず、靴も濡れずに会場へ。
帰りにはたくさんあるカフェかレストランで美味しいものを食べて…
そんな事とは真逆の場所にある[ゆう風舎]
遠くから来て下さるお客様のためには、できれば赤やピンクや白のコスモスが青空に映えたり、豊かに実った稲穂が金色に陽に照らされていたり、ちょっとだけ色づき始めた山の木々が気持ちよく見渡せたり…せめてそのくらいの歓迎ができれば…
とは 一応願いますが…
でも、正直、
(どんな所の展覧会にも負けていないものがあるぞ〜)
という、自負はあります。
一斉に、同じものを作るのではなくて、そのものの感じを出すために一生懸命工夫して、自分なりに材料を探したり、試行錯誤する作業。
日にちもたっぷり、材料投資もけっこうたっぷり、愛情もたっぷりかけた一つ一つの作品は自ずと観て下さる方に伝わるようです。
昨日、久留米のUさんも
「布で作られたものというのは なんとも言えない温かさがある」
とおっしゃっていましたが、いわばその洪水みたい…
ショップにあるグッズも本も 特別な想いで選んでいます。
ケーキも自分が美味しい、と思うものを良い材料を使って作ります。
不便な場所ながら、常に「ここにしか咲かない花」を育んでいるつもりです。
ちなみにItさんはコブクロの大ファン。
BGMもよく聴いていただくと、コブクロの曲のオルゴールが流れているかも(^^;;
そして何より、アメリカの作家チャールズ・M・シュルツ氏の『ピーナッツ』シリーズの大ファン。
シリーズの「登場人物すべて」をリバティのアップリケと黒のシンプルステッチで表す、という壮大な?コンセプトで作られたこのキルトも、It家のリビングに掛けられ過ぎて地の色がすっかりベージュに変わってしまいました。
もちろん元は白だったのですが(^^;;
ところで・・・。
憲法9条を守りたい、と思っている私。
最近の情勢にがっくりと肩を落としていたところ、こんな素敵な話を聞きました。
(長い・・)とお思いの方、いつでもいいんです。
最初のほうだけでもいいんです。
ぜひ、聞いてみてください。