妖精さん
「妖精さん」好きのKさん。
それもほっそり女の子の妖精さんではなく帽子をかぶってまん丸い赤ちゃんみたいな妖精さん。
Kさんの作品にたびたび登場するのですが 今回は大きな樹に集まった夜の世界です。
先に大きな幹や枝、そして葉っぱを作っておられたのですが 白い妖精が登場するととっても不思議なそして可愛い雰囲気が醸し出されて・・・。
絵の具でぼかされた空にも葉っぱの1部にも 月明りに照らされて白っぽくしてあるのがさすがです。
子どもの頃に窓の外を眺めながらこんな空想をしておられたのかな。
「妖精さん」好きのKさん。
それもほっそり女の子の妖精さんではなく帽子をかぶってまん丸い赤ちゃんみたいな妖精さん。
Kさんの作品にたびたび登場するのですが 今回は大きな樹に集まった夜の世界です。
先に大きな幹や枝、そして葉っぱを作っておられたのですが 白い妖精が登場するととっても不思議なそして可愛い雰囲気が醸し出されて・・・。
絵の具でぼかされた空にも葉っぱの1部にも 月明りに照らされて白っぽくしてあるのがさすがです。
子どもの頃に窓の外を眺めながらこんな空想をしておられたのかな。
Hさんは3人姉弟の1番お姉さんですが すぐ下の弟さんとは小さい時はいつでも一緒。
服はおそろいだし、散髪も揃ってお母さんが連れていかれたそう。
(幸せじゃん)と はたからは思うのですが子どもの頃はそうは思えなかったみたいで( ;∀;)
特にどこへ行くにもついて来られ、女の子のお友達と遊びに行こうとするもいつもぺったり(>_<)
「あるある」ですね。
そこでノスタルジックな絵キルトの中ではいじわるをして弟を泣かせちゃったお姉ちゃんの場面を作ることに・・
昭和の子ではリアルになりすぎるので舞台をヨーロッパ風の街角に変換しましたよ。
屋根やお姉ちゃんのワンピース、そしてレンガに使われたリバティ・プリントが良い仕事をしていてとってもきれいですよね。
それにしても この度その弟さんの初孫が誕生するそうな・・・。
お姉ちゃん、やっぱりベビーキルトを作って贈ってあげるそうですよ。
さすが・・(*^^*)
真っ白なアイレットレース20枚を繋いだ「便利クロス」、ネットショップにアップするほどではないかなぁ、と思ったのですが 数種類のレースを少量ずつ買い集めるのも結構大変かも?と思い、今日アップしましたよ。
[絵キルト]「その他」のところです。
ところで 今まさに「蛍」の季節。
護岸工事があって 前ほどではないにしろ、すぐ近くの川にも生息しているのは知っています。
どこかから車でやってこられて賑やかに鑑賞しておられる声が聞こえることもあるのですが 私としては夕飯も終え、リラックスしている20時くらいに出ていく気になかなかなれなくて 行けてはないのです。
何年か前、1階の北側の窓、「はぐれ蛍」が1匹、網戸に留って
(ぴかー。ぴかー。)とグリーンの光を静かに点滅させてくれているのに出会ったことがあります。
あんまり可愛くて その後毎年この季節には網戸を気にするのですがそれからはやってきてくれません。
いくら近いとはいえ、川からうちまでは田んぼを2つほど越えて飛んでこないとならず、
(あの蛍はよほど体力と好奇心に満ちた子だったんやなぁ)
と思いました。
ところが夕べ。
床に入っても蒸し暑くて寝苦しく、
(しばらく寝られなくってもいいや)
と暗闇の中、目を開けて北側の窓をなんとなく見ていますと・・
フワワーと黄緑色の灯り!
フワフワーと飛び回り、10秒くらい窓の四角い中にいて やがて行ってしまいました。
もう、ものすごーく嬉しかったです。
保健所からの新規の管理要請や 諸々の書類のデジタル化、諸々の値上げ(手芸材料も逃れられません)、世界情勢、おまけに昨今の気圧の変化にときどきついていけてない身体(いえ大したことではないです( ;∀;))、クサクサしたことが多かったのでよけいに 蛍さん1匹の不意の到来が なんだか励まされているような 癒されているような・・・そんな感動でした。
6月は追悼の月。
マイケル。Nさん。私の母。
なので蛍はそんな・・感じがするのですよ(;^ω^)
2階の窓にまで上がって来てくれたなんて絶対何かメッセージを携えて、ですよね。
(蒸し暑いとはこういうのだったなあ)とひしひし思う今日・・・。
でも 作っていたのは爽やかなものなんですよ。
今年も真っ白なレースが集まりました。
洋服向きのいろんな色のレース生地も素敵ですが やっぱり私にとって「レース」とは真っ白なコットン。
しかも穴開きのエンブロイダリーレースが一押しです。
ショップにもずらりと並べたのですが 反物になっているとイマイチその模様や良さが判りづらく・・・。
そこで久しぶりに 四角いパーツをはしごレースでつないだものを作ってみました。
ドットあり、四角い穴あきあり、花柄あり、アラベスク風あり、5種類のコットンレースです。
カーテンにも間仕切りにもテーブルセンターにもなりますよ。
以前、もっとシンプルなカラミ織りで同じ形に作ったのですが なぜか我が家のテレビ画面にぴったり。
埃よけになっています(*^^*)
他の方、焦りそう( ;∀;)ですが もう提出された作品です。
布花に凝っておられるNさんの、今回の花は「カラー」。
Nさん、この花が好きでご自分の結婚式にも持ちたかったそうですが その時は叶わず、何十年か経って
(部屋に飾ろう)とカラーの花束のタピスリーを作られました。
茎とバックの土台がリネン、花の内側が全部 様々なレースで作られています。
そして Nさんお得意の「¥100ショップタオル」も上手に使われています。
110cm×103cmある大作です。
しっかり針金で立たせた立体のカラーまであってNさんの「カラー好き」がひしひしと伝わる爽やかな、かつ大胆な作品です。
あじさい色のミニキルト、キットようやくアップしました。
絵キルトの「夏」の所をチェックしてみてくださいね。
今日、大丸手芸売り場の店長Sさんから
「[オードリー]、観て来ましたよ」
とLINEをいただきました。
手芸売り場のレジ後ろの壁にオードリー・ヘプバーンをモデルにして作った絵キルトを飾ってもらっているきっかけに
「映画、良かったですよー」
とおススメしたからわざわざお知らせ下さったのです。
お仕事大変なデパートマンのSさんですが お母さま譲りの器用さでミシンを操り、リバティプリントを中心に洋服を手掛けておられるし、何より誠実で真摯で優しい方なのできっと共感されるだろうな、と思ったのです。
それにしても(あれ?まだやっているんだ)
と不思議に思い[シネリーブル神戸]で検索してみると
「6/23(木)終了の可能性あり 終映未定」
とありました。
きっと毎日来場者が予想より多いのでしょうね。
彼女の可憐さ、映画で観る魅力だけではない知られざる人間性が判るからですね。
さて6月ももう半分になってしまいました。
皆さんの作品もちょっとエンジンふかさなくっちゃ、って時期です。
Iさんの作品。
白いリネンの土台布にこれからレースの花が咲くのですが Iさんの場合は長年コレクションして来られたリバティプリントが主役を食っていそう・・(;^ω^)。
ブルー系の花柄だけでこんなに美しい背景が出来つつあります。
これから白いレースの花やアクセントに紺色のレースの花が咲いていきます。
と言っても紺色の花型のレースはなかなか無いので絵の具にチャポンと浸して染めてみられました。
しっかりは染まらないもののなかなか綺麗でしたよ。
静岡に暮らす友人が
「ゆかりちゃんのブログに載っていたレースの、みたいな紫陽花が咲いていたよ」
とLINEをくれました。
本の校正の仕事をしている彼女、仕事の合間に散歩を楽しむのが日課のようです。
近くに豊かな自然があり、季節季節の「発見」をときどき知らせてくれます。
ここもどなたかのおうちの庭、という訳ではなく、丘のようなとこにいろんな紫陽花が植えられているそうな・・・。
温暖な気候の静岡県。
少し遅れて、ゆう風舎でもいよいよ紫陽花が咲いてきました。
私の新作も今一生懸命キットの準備中。
もう少しです(;^ω^)
今はどこへ行っても緑がきれい。
青空バックもいいし、雨が降ってもきれい。
そう言えば「みどりさん」というお客様、今日来てくださってたなあ(*^^*
実は今までわりあい 私的に洋服にはグリーンは苦手でした。
大人っぽい雰囲気の方は似合うけど、へちゃな私には無理、顔色も悪く見えるみたいな・・・。
でも最近いろいろな色合いのグリーンのリネン生地が出回って、特にお気に入りなのが [子犬のグリーントート]にも使ったリトアニア・リネン。
派手すぎず、こっくりした、可愛らしさプラス落ち着いたグリーンなのですよ。
Dabidiさんにブラウスに仕立てていただきました。
広幅なので1.3mで出来ましたよ。
たま~に
「〇〇に載せたいので取材に行っていいですか?」
という連絡を受けます。
少しでもゆう風舎の事を知ってもらえる、ありがたい機会です。
今日はかねてからのご依頼通り、午後4時に一行が到着しました。
神戸新聞に月一で挟まれる小冊子[奥様手帳]の取材です。
お見事に4時ぴったりに訪れて下さったのは編集の方、ライターさん、カメラマンさんの3人、皆若い女性でした。
「1時間程度の・・」
とおっしゃってたのですが
「さようなら~。お気をつけて~」
とお見送りしたのが6時半。
なんと1時間半も超過。
でも予想に反してなかなか話が尽きない楽しい時間だったのです。
正直、若い方々に 昭和生まれの私達の想い、特にスマホやゲーム全盛期での「本離れ」の杞憂、子ども達に本に興味を持ってもらうには 何よりまず大人が・・・そんなことをどう話したら解っていただけるか?みたいなことは毎回悩むところです。
ところがこの方達は本好きの子育てをなさっている、とても頼もしい「味方」であったのです。
神戸新聞、と言えども仕事場は大阪、3人はそれぞれ京都、大阪、西宮にお住まいらしく遠い道のりを帰っていかれました。
さあ、どんな風に感じていただき、どんな風に載せていただくのかな?楽しみです。
昔々、集英社の[セゾンドノンノ]というハイセンスな雑誌があって、まだ若く何にも知らない私はその雑誌でさまざまなインテリア、キッチン用品、東京にある素敵な専門店、小物等、美しい写真で知って憧れたものです。
「レース」もそう・・
初夏の瑞々しいグリーンの庭に合わせて窓にかけた透けるレース。
可憐で真っ白なコットンレース。
その頃以来、ずーっと初夏にはレースで何か作って楽しんできました。
今年の絵キルトにも。
10種の紫陽花、10種のレースで作りました。
レースに囲まれていると幸せです。
さて 世の中に目を向けるとどうも「幸せ」などと気楽に言っている場合ではないように感じます。
きっとこの方達も似たような気持ちだから・・と思います。
実は同世代です。
私達はいわゆる「戦争を知らない子供たち」ではあるけれど、戦争が終わってから10年くらいで産まれていますから 小さい時から戦争の悲惨さ、被害者の壮絶な苦しみ、悲しみを映像や活字を通して身に沁みさせて育ったものです。
なので今の短絡的な「防衛費を2倍に」なんていう意見には驚きます。
どんな努力をしても戦争にだけはならないようにという模索を・・。でも何か意見を言うとSNS等で叩かれる時代、精一杯の気持ちを自分の得意な「歌」に託して出来るだけ大勢の人に届けたいと思ったのですね。
しかも「ノスタルジー」に力を借りて・・。