早朝の感動

2011年7月18日(月) ブログ
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布のアイデアスケッチの次の段階。
原寸大の紙に構成していく段階はやはり一番頭を痛める所です。
描き加えなければいけない部分も沢山出てきます。
(これで決定!)となるまではそれこそ苦しみです。
連休の間に終えないと、と思っているのに、昼間の仕事を終えると暑さも手伝ってヘロヘロ。
ちっとも進みません。
頭がほとんど動きません。
(それじゃあ、私なりのサマータイムを導入しよう!)
と、早めに就寝、今朝は早めに起きました。

と、そのおかげで[なでしこジャパン]の大逆転劇をリアルタイムで観ることができました!
凄い!
エライ!
澤さんの(ど、どうやって あの角度に蹴れたの?!)というシュートもヨカッタ!
最後にPKを決めた選手の落ち着いた(間)と、鮮やかなシュートもヨカッタ!
にこやかな表情で選手を和ませた監督もヨカッタ!

(人間て、ここまでやれるんだ)
ということを示してもらった時の感動って本当にありがたいですね。

前向きの気持ちを貰って、私もなんとか明日提出するゾ(≧▼≦)

蛇口

2011年7月17日(日) ブログ
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蛇口には泣かされます。
勿論、泣かされなくてもいいのに、こだわるから、ですが…。

20数年前、ゆう風舎を建てる時(まだ名前も決まっていませんでしたが)連れ合いが毎晩、毎晩考えて引いた図面を元に 地元の大工さんが一生懸命、形にしてくれたのですが、私には方向も間取りもちんぷんかんぷん。
ただ、白いペンキ、木製の上げ下げ窓、白いタイル、陶器かホーローのシンク、アンティークの真鍮製蛇口、真鍮製のドアノブ…とか、アクセサリー面のこだわりが大いにありました。
立派だった大工さんに比べ、建具屋さんは少々、不慣れ。
どこのドアもギシギシ、イマイチスムーズに開閉しませんが、一番の問題は水回りでした。
洗面所の(HOT)と(COLD)の蛇口なんて、もう3台目です。
しかも(HOT)の方は又々壊れて使えません。
今の世の中、INAXやTOTOや、美しいフォルムでワンタッチの洒落た蛇口がいろいろあるでしょうに…。
どうしても古き英国調にこだわっています。

そんな訳で、4年前にカフェ[リーヴル・ディマージュ]を増設した時も、トイレにはロンドンのマーケットで買ってきて、大切においていたアンティークの蛇口をつけてもらったのですが…。
どうも、ここのところ調子悪いです。
一度、業者さんに来てもらって応急措置をしてもらったのですがやっぱり…。
スコーン!と新しいものに替えてもらう気持ちになれず、
[お客様へ 下の元栓で開閉してくださいね]
っと、貼り紙がしてあります(>_<) ご迷惑をおかけしますが、新しいものを準備する決心が固まるまでよろしくお願いしますm(__)m

ボンボンレース

2011年7月16日(土) ブログ
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おかげさまで、[ストール用]として175cm×36cmにカットしたシングルガーゼリネンや、花柄の薄いボイル地がよく売れます。
合わせていた5cm幅くらいのボンボンレースは無くなってしまい、皆さん、少し短めだったり、少し長めだったりする、別のボンボンレースを選んでいって下さいます。

「レース」と一口に言っても、流行もあるのですね。
この、ブラブラ、フリンジっぽいのやプチプチ可愛い玉みたいなレースは おととしくらいから出てきたでしょうか?
何につけても可愛く揺れるのが大人気で、仕入れ先にも 気に入ったものは品切れ状態です。

写真のボンボンレースはかなり長いので 使うのがちょっと難しそう。
連れ合いは いつのまにか、レースで作った[竜巻]のまわりに、風か?雨か?雹か?
豪華に飾っていますよ(;^_^A

いよいよ、GO!

2011年7月15日(金) ブログ
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暑い中を、又、販売元のMさん、布メーカーのFさん、Oさんが来て下さって、四者懇談。
来年度に向けての[Yu’s Palette]の新柄プロジェクトがスタートです。

私の描いたラフスケッチを叩き台に、あーやこーや、意見を交わします。
皆さん、コンセプトや一つ一つの絵に関しては大いに賛同して下さいました。
そしてメーカーさんも、販売元さんもリクエストはただ一つ。
お客さん、それも手芸熟練者でないお客様にも使い易いパネル柄、例えば縫い代の部分がたっぷりとってあるとか…。
「わっかりました!」
一つ返事で、早速、今日から実物大の紙面にとりかかります。
手前に写っているスケジュール表を見ると、あまりのんびりは出来ません。
重低音の響くマイケルの曲が後押ししてくれそうです。
と、いうわけで(;^_^A今日は、特に私のイチオシの切ない切ない曲をご紹介…。http://www.youtube.com/watch?v=yXP968iKE1o&feature=related

ランチ

2011年7月13日(水) ブログ
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先週と引き続き、大阪駅ビルに出かけました。
今日は前々から約束してて、ちっとも果たせなかった、高校時代の友人とのランチ・デートです。
京都在住の彼女はいつも
「神戸でもいいよ」
と言ってくれるのですが、午後に大阪で用事もあり、やっぱり大阪駅ビルで待ち合わせました。
今日の私の服装は麻のパンツに八分丈のブラウス。
そういうのって私にしてはめちゃくちゃ珍しいです。

実は先週、皆と食事会、というので張り切って、若い時と同じつもりのノースリーブの短め丈ワンピースで行って大変な目に会いました(>_<) その日の夜の頭痛と吐き気だけではなく、翌日から、しばらく(結構長い間)賢くしてくれていた胃下垂の痛みが出るわ、膝は痛いわ…。 肩を冷やすのは万病の素ですね(;^_^A 時間通りにやってきた友達も、いろいろあるようで勿論パンツ姿(;^_^A でも、昔からスポーツマンでハンサムウーマンの彼女にはよく似合います。 今日はすいている所を探して、ゆっくりおしゃべりができました。 「ハットリ(私の旧姓(;^_^A)なら解ってくれる…」 そう思ってくれる人がいる、というのが幸せですね。 スミマセン、今日の写真と内容は全く関係ありません(>_<)

重低音

2011年7月12日(火) ブログ
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実は、[リネン&レース展]が始まってすぐ、絵本図書館のCDデッキが鳴らなくなってしまいました。
仕方なく修繕に出し、又、寝ているおじいさんコンポを恐る恐る、揺り動かしてみると…。
「ゴホッ、ゴホッ」と、咳き込みながらちゃんと柔らかい音を出してくれ…。
なんとか新米が修理から帰ってくるまで仕事をしてくれたのですよ。
まるで、絵本の世界ですね(;^_^A
とても捨てられません。

ところで、私の仕事部屋のラジカセ、マイケルを知って以降の連日のハードワークによって、とうとう壊れてしまいました。
勿論、何年も、長いこと働いてくれたので買い替えるのに不足はありません。
狭い空間ではありますが、マイケルの音楽が より良く聴けるようにラジカセではなく、ミニコンポにしました。
スピーカーが独立している分です。

カスタマーレビューを吟味し、レビューを書いている人が全員、五つ星をつけ、
「値段の割りに音が良い。重低音が響く」
と書いてあったものをアマゾンで注文、めでたく今日来たのです。

早速の[ON THE LINE].
ラジカセとは全然違う、まろやか且つ重厚な音…。
勿論、隣の部屋で又眠っている「おじいさんコンポ」にはかなわないけど、とっても楽しみです。
又、仕事にはげまなくっちゃ。

ところで調子に乗って、今日も貼りつけます。
今日の歌は[ロスト・チルドレン]
迷子の子ども達、と訳しても、いわゆるデパート等で迷子になった子どもと、いう意味ではありません。
(居場所)がない子ども達、(家庭や愛の実感が乏しい)子ども達をどうにかしよう、という意味の歌です。

昨日の動画も投稿してくれたのは同じ人ですが、この人、素晴らしい!
和訳も、選ぶ画像も…。
歌の最後にマイケル自身のメッセージも入っています。
こんなのCDにはありません。
ありがとうございます。
面白おかしく、[少年虐待疑惑]とか大騒ぎしていたマスコミの人とかはどう感じるのでしょうね。http://www.youtube.com/watch?v=opdH6SCgaug&feature=related

久しぶりにキットアップしました

2011年7月11日(月) ブログ
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昨日、休み返上で新作パネル柄の第1段階アイデアのスケッチをして、今朝ファックス。
台湾の方の作品感想も今朝、無事ファックス。
ちょっと(ホッと)しています。

今度の布のコンセプトは(本と ともだちに)です。
メーカーさんや販売元さんも気に入ってくださったらいいのですが…。
まだどうなるか、分かりません。

私の思いでは、これから時代が新しくなって、どんどん電子図書が発達するようになっても、昔からある、紙製の本は又全然別だと思います。
内容は勿論、美しく装丁された表紙を おもむろに開く瞬間の嬉しさ、ワクワク感!
その昔、テレビ番組[ディズニーランド]の冒頭で、いつもウォルト・ディズニーさんが、沢山の蔵書の並んだ棚から、
「今日は冒険の国から…」
などと言いながら 1冊の分厚い本を取り出して表紙を開けてくれる…その 瞬間の幸せをいつまでも子ども達に残しておいてあげたい。
便利でさえあれば良い、というものではありませんよね。

本は見た目もきれいです。
でも、写真の手前の物は昔の本風のビデオケースです。
(ビデオ)さえ、もう昔風ですね(>_<)

ところで…。
全然話は変わりますが…。
もう今は二人の幼子の立派なママとなった、卒業生の彼女。
子育てや夫や自分の生き方を探す日々の中、マイケルの歌が心に入ってきた、という、嬉しい便りをくれました。
You−Tubeの和訳付き[ON THE LINE]を聴いて涙が出ると…。
そんな彼女と、その他、ひょっとしてそんな風に思い始めて下さっているかもしれない方々のために、今日はこの曲を。
[スリラー]くらいの若い時の、彼自身による曲ですが、去年発売された[MICHAEL]の一番最後に収録された短い曲です。
マイケルの曲は壮大なメッセージソングばかりでも、ビートの効いたダンスナンバーばかりでもありません。
何気ない心のつぶやきのような歌もあります。
これは、新アルバム[MICHAEL]で、皆の前に蘇ったマイケルが、この曲を聴くと、又星空へ帰っていくような気がする、と、湯川れい子さんが書いておられた曲です。
やっぱり、和訳付きで…。http://www.youtube.com/watch?v=Nk16yJ5ekuQ

身が引き締まる…

2011年7月9日(土) ブログ
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毎年4月に 台湾のデパートで手作りフェアのようなものが開催され、その時に我が[Yu’s Palette]の布も発売されるようになって3年目。

パッチワーク、というよりもソーイング部門の材料として 子どもさんグッズにけっこう人気をいただいている、ということは聞いていました。

今年はなんと、[Yu’s…3]のパネル柄を使って作ったものを応募していただいて、私が画像を見て(1位〜3位)までを決めることにw(°0°)w
お話があった時には、気楽に「ハイハイ」と安請け合いしていた私ですが、昨日、送られてきた画像を見て、なんともいえない気持ちになりました。
皆さん、丁寧に丁寧に、それこそ(愛を持ってクリエイト)してくださっているのです。
普通の家庭のお母さんあり、後ろに写っている状況からすると、どこかの手芸店の方あり…。
台湾では 今の日本よりパッチワーク等の手作り熱が高い、とは聞いていましたが、どの方も、とても丁寧でアイデア豊富、労をいとわない制作ぶり。
今回のはかなり薄め、ソフトな色調の布だったのですがその描線を生かして刺繍を上からしてあったり…。

(なるほど〜!こんなふうに使えばいいんだ〜)
と感心しきり。
かーんたん!な私の考えるバッグとは全然違います。
そして何より、私の布を使って見知らぬ人が一生懸命(たぶん、楽しみながら)作って下さったことに感激し、泣きそうでした。

来年のための布…
(はあ〜!どんなのにしよー?)
と半ばダレかけていた心が(ピリッ)と 引き締まりました(*_*)

Mさん

2011年7月8日(金) ブログ
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前にお目にかかったのは 確か10何年か前、ゆう風舎を訪れて下さった時…。

小学生を教えていた頃のお母さんの一人、Mさんと思いがけなく再開する事ができました。
聞けば、体調を崩してあまり出かけなかったMさんを、
「リネンとレースの展示会してるから」
と、お友達3人が車に乗せて連れ出して下さったそう。

Mさんにはなかなか出かけられない、もう一つの理由があるのです。

北海道から恋しい旦那さまについて、明石に移り住んだMさん。
3人の子宝に恵まれ、下の男の子は双子ちゃん。
一人が重度の障害を持って産まれました。
でも、もし、そういう(理想的なお母さん像)があるとしたら、間違いなくMさんこそ、と推薦したくなるような、前向きで明るく、息子の能力を最大限に生かせること、周りの人の理解を深めてもらうこと、には骨身を惜しまれず努力されました。
「こんな事が嬉しいのよ」
「こんな事が辛いのよ」
と、車椅子姿のY君を養護学校だけでなく、姉弟の通う小学校にも連れ出し、全校生徒を前に話をして下さったことも。
数年経つとY君はすっかり人気者。
産まれた当時は、お医者さんから
「この子は一生、話すことはないでしょう」
と言われたY君が、養護学校の卒業式でとつとつと[答辞]を読み上げるまでに育て上げたのです。
そして二人の姉弟は、Y君の事を真摯に支えるだけではなく、立派な社会人としてやはり福祉関係の専門家になるべく、進路を選んだのです。
その上、自分の趣味を活かしてミニチュア作りのプロとして仕事もしていたMさん。
勿論、保護者同士の中でも信頼が厚く、常に先頭に立ってきたMさん。
去年、とうとう倒れてしまったそうです。
頑張りすぎ…でも、母であるMさんが頑張らないとどうしようもないのも現実です。
そんな中で、少しずつ意識変革が出来ていったというMさん。
たまにはショートステイにY君を預けて、お人形作り、という新しい楽しみをみつけられたようです。
写真を見せていただくと、さすがMさん。
見事な美しいお人形でした。
久しぶりのゆう風舎をとても楽しんでくれたMさん。
見た目は誰より元気そうで、ぱぁっとひまわりみたいに明るくて、今日の装いも、誰よりもレース展っぽくって…。
その辺がMさんのMさんたるところです(^O^)

ユーコさんの本

2011年7月7日(木) ブログ
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「この頃、マイケルの話が少ないですね」
仕事の電話のついでに布メーカーのOさんの嬉しいお言葉…。
じゃあ、じゃあ(^-^)と、早速、先月の彼の命日に新しく出版された[JACKSON]という本をご紹介します。

ファンでないと ご存知ないと思いますが、マイケルが30代前半[デンジャラス・ワールドツアー]というコンサートツアーをやっていた時、バックダンサーの一人にユーコさんという日本人女性がいたのです。
と、いうか、マイケルが選んだ初めての女性ダンサーが日本人女性だったというわけです。(それまでのBADツアーは男性ばかりでした)
それが今は、東京で、[アウェークニング]という独自のエクササイズの教室を主宰したり、その他諸々の活躍をしておられる、ユーコ・スミダ・ジャクソンさんです。
もっと言えば、マイケルの代表曲の一つ[BLACK&WHITE]のショートフィルムの最後の方、(モーフィング)と呼ばれるコンピューターグラフィックによって男女の顔が次々、少しずつ入れ替わる映像(当時はユニクロのコマーシャルとしか知りませんでしたが)の中で誰よりも元気よく、にこやかにくるっとターンを決める日本人女性、それがユーコさんの若き日です。

たった一人オーディションに受かって、やがてマイケルとの対面。
リハーサル。
ツアー。
その後の仕事。
特に、伝説のショートフィルム[ゴースト]にも出演した彼女は、その数ヵ月に渡るハードな練習、コスチュームやメイクをした上での難解なダンスは、彼女のダンサーとしての現役生活に終止符を打つ決心をするきっかけになったそうです。
(やること、全部やった感)というか…。
凄いですね。そう思えるほどにしたというのは。

そして私が誤解していたこと…すなわち、マイケルのバックダンサーだったことを利用して名前のあとに(ジャクソン)とつけて活動しておられる、勿論、許可はもらった上だろうけど…そんな風に思っていたのは大間違い。
アメリカ生活の中で知り合ったジョージ・ジャクソンという人と結婚なさっていたのでした。
しかも、たった1年で愛する夫に先立たれ、でもユーコさんには、コナちゃんという忘れ形見がいて…。
コナちゃんを育てるために必死で努力を重ねてこられたのでした。
はーあ、まさに(人に歴史あり)です。
そしてずっとユーコさんの心を支えてきたのは、大きな愛を持ってビジネスリーダーとして活躍した亡き夫と、厳しさと優しさ、何をするにしても(愛をもってクリエイトする)ことを教えてくれたマイケルへの感謝の気持ちだったといいます。
よかったら皆さんも、どこかで手にとってみて下さい。

今日はその、超難解、でも、素晴らしいダンスの[ゴースト]からの〈2BAD〉ご覧ください。http://www.youtube.com/watch?v=Lfpu5qPRjX0&feature=related

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