布の多さ
理不尽な権力等には毅然と立ち向かいたい、なーんて日頃思っている私ですが、普通に、お客さんに対しては なんだか自信なさげなところがあります(-_-;)
絵キルトを縫っていても、キットだと、
(こんな細かいの、嫌がられるかなあ?)
とか 心配しながら作ります(–;)
それに、絵に当てはめる布を考えて、考えて作っていくと、どうしても大変な布の種類の数になってしまいます(>_<) (あれとこれが 同じわけないし…) (これはやっぱりこの布でなくっちゃ…) かくして、こんな一部屋のアップリケでも、随分な数になってきて…。 (お客さん、困るかな?)(キットを組んでくれるスタッフさん、嫌かなあ?) とか、そんな事考えながら。 でも! やっぱり楽しいのです。 沢山の種類の布が織り成す色調はやっぱり美しいと思います。 なので、作って下さる方も、楽しんでいただければなあ、と思います。 ここで一つ、私の作業の手順をご紹介。 今、お父さんと子供二人の部分を作ろうとしていますが、型紙のパーツ、パーツはとっても多い。 でも、お父さんと二人の子どもはお互い絡み合っていますので、とにかく全部のパーツを布に写して縫い代を揃え、裁ってしまいます。 それができたら、今度は下絵を見ながら各パーツの縫い代に切り込みを丁寧に入れていきます。 下絵を見て、上に何か重なってしまうような部分は切り込みを入れないようにします。 とにかく省エネです。 切り込みが入ったパーツを飛ばないような“ざらざら”の上に並べ、いよいよ一番下になる部分から、次々縫い付けていくのです。 そうすると張り付けられたものの縫い代が又つぎに縫うパーツの下書きになっていき、どのパーツを乗せていけばいいかわかりやすく、並んでいるパーツをスッと選んで縫っていけるので早いのです。 いちいち一つずつ、型を書いて、裁って、切り込みを入れて、とするのはめんどうなものです。 よかったらぜひやってみて下さい。