雨の日

2012年4月11日(水) ブログ
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今日は1日、よく降りました。
それでも夕方にやんで、庭をみると不思議ふしぎ。
昨日までと色合いが全然違います。
木々の若芽がいっせいに吹き出して薄グリーンをまとっています。
本当に、毎年繰り返される自然の恵みに感謝です。

籠ってやっていたので、やっと屋根、完成してつなげられました。
もう少し日はあるので、と思っても、ここまではやってしまおうとすると、つい根をつめてしまいますね。
お陰で、目はかすみ、肩はガチガチ、首が回らなく…。
来年はもうこの大きさ、無理かなあ?
繋げて作るのも限界かなあ?
なんで毎年、こんなシンドイことするのかなあ?

なんて、チラッと頭をかすめたりしますが、でもしんどければシンドイほど完成の喜びも大きい…。

昨日も[野ばらの森のものがたり―ブランベリーヘッジ―]の大きな作品に挑戦したHさん。
毎週、ふうふう大変そうな様子。
よほど(もうコリゴリ)と思っておられるのか?と思いきや、
「次作はどんなのにするの?」
と聞くと、
「いやぁ、もう一枚、これ(ブランベリーヘッジ)しようかな、って思って」
と言われたのにはビックリ。
なぁーんだ、結構楽しかったンだ、ヨカッタァ〜。

兄妹

2012年4月10日(火) ブログ
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26日の作品展に向けて、ゆう風舎では毎年のことながら殺気だっています、ということはないか…(^^;

でも、もうすでに作品が完成して提出も終わり、余裕の人と、(あと何日!)って必死の人と、悲喜こもごも(^^;

写真の作品を作っているKさんは後者かな?

仕事もしながら、孫のお守りもしながら、針も持ち…。
大変です。

今日は上のお孫さんの入園式でした。
この、可愛い兄と妹に 秋にはもう一人加わるそうな。
いいこと、いいこと。

そういえばいつもお世話になっている美容師さんも
「三人目が…」
っておっしゃってました。
いいこといいこと。

これから皆の力で今よりもうちょっと良い世の中にしないと、ね。

2012 布と糸でつくる夢展

2012年4月9日(月) お知らせ

各地で桜が満開、やっと春がやってきました。

自然の猛威にとまどう昨今、エネルギー問題、経済の問題、子ども達の未来・・・。

いつの時代でも 生きていくのは大変なこと。

 

だからこそ、いつの時代でも夢を持って、って思います。

利便性やスピード感、手軽さなどが 求められる現代において、逆に 人の手が織り成す、丁寧な、心のこもった“手仕事”の価値を見出しています。

延々と続いてきたこと。延々と続けていきたいこと。

ひとりひとりの歩いてきた山や谷を 素敵な布やモチーフに託して、今年もまた いろいろな作品になりました。

作品展を開催するこの時期は 緑の風が吹いて、ゆう風舎が一番気持ちの良い季節です。

どうか、お誘いあわせて、もしくはお一人でのんびりと、お出かけくださいませ。

お待ちしております。

 

2012  4/26(木)~5/8(火) ※5/2(水)休館   a.m10:00~p.m4:00

ゆう風舎絵本図書館にて

※恐れいりますが ご入場の際には カフェドリンク券をお買い求めください。

 

片岡球子さん

2012年4月8日(日) ブログ
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おととしは堀文子さん、去年は田渕俊夫さん。

美しいお庭。
静かな空間。
生きる力を貰える人生の記録と豊かな作品。

春に訪れる香雪美術館は恒例の楽しみになっています。

今年は5月には無理なので今日出かけてきました。

(京阪神の桜はもう見頃かも?)
正しくそれは(当たり!)
とっても綺麗だったのですが、それが予想以上に寒い!寒い!
駅にはダウンコート姿の方もチラホラおられたくらいです。

(いくらなんでも…)と、チャラチャラ春物のワンピースを着ていた私は冷えて冷えてトイレばかり探している始末(>_<) それはともあれ、いつもながらよく手入れされたお庭を抜けて館内に入ると片岡球子さんの、奔放で力強い作品がズラリ。 20代で描いた初期の日本画から有名な[面構え]や[めで多き富士]等の連作も。 片岡球子さん。 院展の重鎮で103歳まで生きた生涯画家。 50歳まで小学校の教師として全教科を持っておられたとは、今日、初めて知りました。 その教師生活が、型にとらわれない、子供のような純朴で力強い画風に影響を与えている、というようなことが書かれていました。 この人の絵を観ると、つくづく女の人の(強さ)を感じます。 もちろん堀文子さんもそうでしたが、さまざまな表現方法、生き方で示される(強さ)に元気を貰えます。 実は、この片岡先生をちらっとおみかけしたことがあります。 恥ずかしながら昔むかし、名古屋からバスに乗り(なんて地名か忘れてしまいました)愛知芸術大学を受験しに行ったのです。 もちろん、落ちましたが、その時すれ違った、お団子ヘアに櫛をさした女性教授、それが片岡球子さんだとすぐにわかりました。 とにかく、怖そうでした! すべって、納得です(>_<)

ニュー・バス・バッグキットアップしました

2012年4月7日(土) ブログ
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ファンの方のブログにありました。
マイケルの嬉しいところは、あんなに自分達とはかけはなれたスーパースターでありながら、どこかの部分で
(自分と一緒だね)
と思えるところがあることと…。

その方の場合は音楽の好みだったかな。

私の場合は、幾つになっても(子どもの世界)のものが好きなとこです。

なので、今日アップしたバス・バッグとか([カバン・バッグキット]のところ、見てみてくださいね)大好きです(^^;

写真はYさんの作品です。
去年、お嬢さんが結婚されたYさん。
この作品を作る、と言われ、
(はや、もうおめでたかな?)
と思ったのですが、違って
「[ストーリーキルト2]の図案が可愛くて作りたくなって…」
と、言って下さいました。
きっと楽しんで作って下さったんだな、と、作品を見て判りますね。

プラス思考

2012年4月6日(金) ブログ
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ホント、まだ寒いです。

お寺にある大きな桜の木、毎年もう今頃はちらほら咲きなのに、まだ蕾です。
もっとも、もう咲きだしそうに膨らんではいますが。

この辺りには村の婦人会もありますが、お寺の婦人会もあります。
会計監査の役で、今日はお寺に行ってきました。

2年間の任期の会長を引き受けて下さっていたMさんは ここから車で5、6分の所にお住まいの気さくな方です。
副会長、会計、会計監査と四人いますが、いろいろな行事、やはり皆勤はMさんだけだったと思います。

地域の係は交代しますが、やはり皆尻込みしてなかなか決まらない会長職。
先月の集まりでなんと、Mさんがもう2年、引き受けて下さることに。
偉いなあ。
「いいんよ、いいんよ。」
というMさん。

いつも案内状等のプリントを車に乗って配って下さったMさん。
「皆のうちがどこか判ったしヨカッタ」
と、言葉がいつも前向きです。

今日の会計監査の集まりには美味しいケーキまで買ってきて下さいました。

私なんて2年間でたった2つの行事に参加しただけ、監査の用事も正直ラクなもの。

それなのに、
「高原さん、ご苦労様でした。ご苦労様でした。」
と、帰り際に何度も言って下さって。

あきらかに私より若いMさんの人柄に触れて、お寺の用事を内心億劫がる自分を反省です。

どんな時にもプラス思考ですると、周りの人も自分も明るくなりますね。

お寺でいただいたコーヒー(もちろんインスタントです)があんなに美味しく思ったのはMさんのおかげですね。

入園に…

2012年4月5日(木) ブログ

お目めくりくりの可愛い小学生だったNさんも 今や2児のママ。

男の子と女の子に恵まれ、育児に奮闘中です。

 

そしてこの春、下のHちゃんもいよいよ入園。

手芸好きなNさんは きっと愛情こめていろんな入園グッズを手作りしていることと思います。

 

そんな中、

「こんなの作りました!」 

写メを 送ってくれましたよ。

 

このあいだ遊びに来てくれた時に買って帰ってくれた[風に乗って]のキット。

それはそれで作るのとプラス、型紙を50%に縮小して Hちゃんの幼稚園アルバムの表紙を作ってくれました。

小さな娘と 昔の図工の先生を両方喜ばせてくれる健気なNさんに 心から感謝ですが、

(いいなあ)

と思うと同時に そんな手作りはおろか、お弁当も満足に作ってもらえない子どもたちの話を思い出し、複雑な気持ちになる私です。

 

丁寧に、愛情たっぷりに育てられた子どもは きっと将来、人のことを考え、社会に役立つ人に育っていってくれるに違いないと思っています。

春の嵐

2012年4月4日(水) ブログ
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穏やかにポカポカと…
は春はやってきてくれせん。
去り行く[冬]と来る[春]との喧嘩は毎年のことながら、昨日の嵐は凄かったですね。

台風シーズンにもお陰さまで最近被害もなく…と思っていたゆう風舎ですが、昨日の風で母屋の木は折れるは、絵本図書館の天窓のガラスは割れるわ、でビックリしました。
皆様の所では 被害はなかったでしょうか?

まだ、ときおり強い風の残った今日。
友達に頼まれていたワンピースを縫いました。
今、売り出し中のウォッシャブル・レーヨンのブルーの豹柄?(だと皆は言いますが私は花びら柄だと思いますよ)で作りました。

正直、レーヨン生地を縫うのは初めてです。
ミシンで縫うのはなるほど木綿とそう変わりませんが、ツルツルしている分、型紙を写す時に少し写しにくいと言えば言えるかもしれません。
でも、(何でも、慣れ)と思って、どんどんやらないとね(^_-)

屋根瓦

2012年4月2日(月) ブログ
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さて、さて屋根瓦に入ります。

(ゾッとしているか?)というと、実は全然そうではなく、(これを使おう)なんて布を集めているとワクワクします(^o^)
この(ワクワク感)こそがもの作りのエネルギーですよね。

〈人間の大きさに比べるとずいぶん大きな瓦〉にしましたが、それでもザっと数えても180枚くらいはいりそうです。

形はいつもアトリエの窓から見えている、ショップの屋根瓦みたいなのに決めました。
一番簡単そう…?

写真はショップ、絵本図書館、アトリエの、三角地帯を2階の窓から撮ったもの。
最初に建てた絵本図書館やこちらの建物の屋根は所謂S字瓦と言う瓦です。

今回はパス、ですが、昔むかし、作ったことがあります。
[non−no手芸賞](そんなのがあったんですね)に出していた頃作った[アンダルシアの午後]だっけ?ていう作品。
ブルーのお皿や絵タイルがたくさん飾ってある白い壁、素焼きのS字瓦が印象的なスペインのお土産物さん。

当時審査員だった松浦香苗さんが
「貴女は幸せな人なんですね」
と言われた言葉が忘れられません。

なぜなんだろう?と当時はとまどいましたが、今はなんとなく解る歳になりました。

その作品のS字瓦。
確か筒状に丸めて、綿を詰めたような記憶が…。

今度、引っ張り出して見てみようかな。

あ、遅くなりましたが、もうひとつのYu’s総柄プリントの〈英字柄〉3色、アップしましたのでご覧下さいね。

屋根裏部屋

2012年4月1日(日) ブログ
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4月になってしまったけれど…。

やっと最後の部屋、[屋根裏部屋]、ほぼ出来ました!

下の部屋は全て壁は白い麻地を使いましたが、ここだけ、ちょっとグレーっぽい麻地です。

ほぼ、というのは、刺繍しようと思っていた蜘蛛の巣がまだなんです。

雨上がり、うちの庭でも、蜘蛛さんがせっせと作った芸術的なくもの巣をよくみかけるのに、いざ具体的に線を引こうと思うと、(?どんなだっけ?)
連れ合い曰く、
「絵本があるから」
なるほど、絵本図書館に[くも]という絵本がありました。
なんでもあるものですね。

さあ、部屋作りが終わったら、いよいよ屋根瓦に取りかかります。
これが結構な枚数だ!と最近気がつき、(ヨョヨ!)って感じです。

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