さよなら2012

2012年12月31日(月) ブログ
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今年もこうして無事に大晦日を迎えることが出来ました。

振り返ると、あっという間の2012年。

嬉しい事も悲しい事も…本当にいろいろなことがありました。

こんな風にブログを綴れること、ネットショップを続けられる事、みんなここを訪れて下さる方がおられてこそ!です。

すぐ近くにいてくれる人。
遠く離れたとこにおられる方。
今年一年、本当にいろいろとありがとうございましたm(__)m

来年もどうかよろしくお願いいたします。

皆さん、どうかよいお年をお迎え下さい。

ブタさんのカード

2012年12月30日(日) ブログ
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一番最初に…ゆう風舎という小さな店を始めて、ぽつぽつ作り出したオリジナルの作品のキットを買って帰って下さったのはどこのどなただったでしょうか?

それ以来、思います。
およそ、この仕事をしていて、自分が考え作った物を気に入っていただき、しかも何千円というお金を払っていただき…。
そんなお客様に対する感謝の気持ちというのはなかなか言葉で言い表せません。

その上、発表するもの、するもの、どれも
「好きです!」
といって買って下さる…そんなお客様にはお一人お一人会いに飛んで行って、手を握ってお礼を言いたいくらい…。

今年、亡くなった名古屋のTさんもそんな方でした。

手紙で、メールで、お互い愛を伝えあったけれど、(恩)はまだまだ返せていません。
(元気づけてもらった)という恩です。

せめても、と忘れ形見のお嬢さんAMIちゃんにクリスマスにカードを送りましたが、今日、ご丁寧に
(ありがとう)
のカードが届きました。

素朴なブタさんが花いっぱいの荷車ひいて…。

Tさんは最期までとても病人とは思えない明るい前向きな方でした。
きっとAMIちゃんも…。

目から鱗

2012年12月29日(土) ブログ
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私が小学校五年生くらいの時、近所にキリスト教の教会が出来ました。

ディズニー映画や本で、すでに西洋被れしていた私はとんがり屋根にステンドグラスの可愛い教会をイメージしていましたが、建ったのはそうではなく、コンクリートの普通のアパートみたいな建物。

うちの父もけっこうミーハーなもので、自分は無宗教のくせになんとなく子どもの教育に良いと思ったのでしょうか?
そこで行われる[日曜学校]なるものに
「行きなさい」
と…。

(え〜!?)
と思いながら父には逆らえず通い始めましたが、そこで渡された[新約聖書]なるもの、読んでみてもなんだかあまり面白いとも思わず、若い可愛い女の先生が優しく教えてくれてもちっとも興味が持てませんでした。

以来、こんにちまで私と聖書との関係はそんなもの。

Iさんとはよく本の貸し借りをしますが、そんなIさんから
「先生、今度読んだ本、とーっても(よく解り)とっても良かったのでよかったらどうぞ」

Iさんは10月に闘病を支えてきた旦那さまを亡くしたばかり。
そしてIさんはご実家が寺院で、子どもの頃から仏教の勉強もしてこられ、私とは全然違います。

正直、(今さら、聖書か〜)
と、あまり嬉しくありませんでした。

ところが…。

手渡してもらった本は決して分厚いわけではない文庫本です。

[イエスの言葉〜ケセン語訳〜]

東北地方岩手県大船渡市にお住まいのお医者さんが2011、3、11の大震災大津波以降に書かれた書なのです。

これを読んで、まさに目から鱗!
今まで「〜〜なものは幸いである」
とか
「敵を愛しなさい」
とか
(そう言われてもなあ?)
と、あまり意味が解らず、とにかく自分にとって遠い物だったイエスさんの言ってることが
(そうなんや!)
と、とても身近に感じられ、理解できたのです。

(復活した、なんて本当に実在の人物だったの?)
と半信半疑だった私がすっかり親しみを感じる人間的なイエスさんに早変わり!
そこのところが長年のクリスチャンの一部の方には気に入らないみたいですが…。

解説書というよりは、未曾有の災害に立ち尽くしたヒューマンなお医者さんのエッセイ的な文も出てき、涙を誘います。

私のへたな説明より、他の読者のカスタマーレビューをうつしてみます。

「2011年を締めくくるにふさわしい素晴らしい宗教本。
著者のケセン語訳聖書の入門編であると同時に、震災という苦難の後に何かを信頼して活き活きと生きていくことの意味を深く考えさせてくれる。
「愛する」→「大事にする」
「悔い改める」→「心をすっぱり切り替える」
「信仰の薄い者」→「頼りにならないやつ」
といった斬新な訳を著者が選択するに至った理由がわかりやすく述べられながら、自分の生きる土地の人びとと言葉に対する愛情があふれまくってきて好感触である。
医師という自然科学の徒の観点から聖書の「非科学的」な記述をどう解釈するかというところも注意を引く。
そして、瓦礫の山と無数の見知った死者の前で人が立ち尽くした時、聖書は、イエスの言葉は、何をしてくれるのか。
「本当の幸せ」について少しでも考えたことのある方なら、キリスト教信者ならずとも、一度は読んで損のない作品だと思う」

あれ?センセ、マイケル以外の話題なのにえらく長い文ですネ?って声が聞こえてきそうな…。

いえ、いえ、何を隠そう、総てがマイケルの生き方に繋がっているのです。
この話は又いつか…(^_-)

懐かしの…

2012年12月28日(金) ブログ
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朝から重たそうな雪が降ってきて(なぜか私は『討ち入り!』って思ってしまいます。昔インプットされたテレビドラマの影響ですね)大掃除日和とはいきませんね。

それでも私んちはどこの部屋へ行っても、どこを歩いても片付けなくてはいけないものだらけですから頑張らないと(–;)

自慢ではありませんが、実は2階にもいっぱいの絵本や写真集や本が住んでいます。

資料にするための本、昔読んだのに捨てられずにいる単行本、失えそうなミニ本、イベント毎にこれから売る本…。

棚には入りきれなくなってきて、どれか捨てられないか?と整理していると。

懐かしい[キンダーブック]が2冊出てきました。

(懐かしい)とは言っても勿論、私が読んでいたものが出てきた、という訳ではありません。

連れ合いが取り引き先の古本屋さんから購入したものです。

思えば幼い日…私はどんなにどんなにこの[キンダーブック]のシリーズに楽しませてもらったでしょうか?
何度も何度も開いて見いっていたことをおぼろげながら覚えています。

小さな子どもにとって絵本の世界は、大人になってしまった私達が想像する以上に夢中になれる世界なんだ、ということを少し思い出しました。

先日行った美容院で、私の仕事を少しご存知の若い美容師さんが、
「今年のクリスマスプレゼントは絵本にしたんですよ」
って、嬉しそうに言って下さいました。

それにしても、この2冊の[キンダーブック]の表紙を見てビックリ!

すぐにでも絵キルトにしたいような可愛くてシャレた絵です。
色とりどりの帆をはった船はグリーンと赤のラインが素敵。
もうひとつのは、実際に布や糸やボタンを使ってイソップ童話を表したコラージュですよ(^-^)

前からあるんだ、前からあるんだ、

おっと、忘れるとこ・・・。

今日ですよ~深夜0時25分からNHK総合テレビで[BADのすべて]

私はもう録画予約完了で~す!

あ!そうか。

録画予約の作業を忘れにくいように 無理して28日の24:25~26:05までなんか~。

師走の大丸

2012年12月27日(木) ブログ
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こんなに押し迫ってから、のんびり神戸に出てくる贅沢は久しぶりです。

大掃除も、年賀状書きも放って、大阪に用事があり出かけました。

どうせ出るなら、と、前々から
「会おうね」
と言いながらなかなか機会が作れなかった元同僚のYさんとランチを約束。

私より7つも若い彼女はまだ現役の音楽の先生ですからゆう風舎定休日の水曜日に〜という訳には行かず、冬休みの今日になったのです。

「今日は年休をとったよ」
という彼女に、安心して楽しいランチの時間を過ごしました。

今日は木曜日。
美味しいのに水曜日はお休みでなかなかありつけない元町のレトロな洋食屋さん[スターシップ]に行きました。
私はそこの(今風でない、昔ながらの焼き方の)チーズオムレツがお気に入りです。

彼女の話では、私が勤めていた頃よりも、もっともっとバタバタと忙しい現場だそう。
全く〈ゆとり教育〉って何だったんでしょうね。

でも、日々子どもたちに笑わせてもらって、可愛い反応に出合って…。

「もう何年か頑張るつもり」
と明るく言う彼女と大丸でバイバイしました。

お店はお休みに…

2012年12月25日(火) ブログ
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明日から勝手ながら年末年始のお休みをいただきます。

この辺りはホワイト・クリスマスにはならなかったけれど空気の冷たい寒い最終日となりました。

スタッフさんにはカフェのキッチンの大掃除とクリスマス・グッズの片付けをしてもらいました。

最後にカフェ奥のドールハウスも〈クリスマス・マーケット〉が終了。
盛りだくさんに置いてあった小さなクリスマス・グッズを撤去です。

新年はどんな風な〈ゆう風舎〉でしょうか?
又楽しみにしていて下さいね。

実店舗はお休みですが、ネットショップは営業していますし、マイケル情報も折々に…(^^;

皆さんもどうか寒い年末、風邪をひかないようになさって下さいね。

プレゼント

2012年12月24日(月) ブログ
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「へ?クリスマス・イブなのにこの写真??」

ロマンチックな方はきっとそう思われたかもしれません。

朝のケーキ作り。
お店用のケーキはすぐに出来たのにホワイトチョコのクリームが余ってしまい…。

(じゃあ)と市販のカステラを四角く切ってコーティングするのがなんだか手間がかかってなかなかだったのですがなんとか出来て、ワクワクしながら、斜めお向かいの家に[サンタさん]の役をしに行きました。

先日作ってラッピングしたトートバッグを届けるためです。

Mさんはやっぱり寒空の下でも腕をまくり、家事に精を出しておられましたよ。
一匹だった野良猫がいつの間にか二匹に…。
優しいMさんだから又きっと二匹ともに餌をあげ続けるのでしょうね。

帰りにふとうちの畑を見ると、猫のように太った大根がムクムクっと半分くらい土の上へ身体を出しています。

近所と違って、ほとんど放ったらかしのうちの畑。
それでも連れ合いが撒いた大根とおネギ。
大根の場所は違う所なのにおネギ達の真ん中に一本だけ丸々と肥っていかにももう抜いてほしそうでした。

(これはきっと私へのクリスマス・プレゼントに違いない、クリスマスだからと言って脂っこいものや甘いお菓子ばかり食べててはダメ、と神様が…)
と、思い、グリグリグリと回してスッポンと抜いてきました。

ところで、今読んでいる本はとっても素敵で、この本のことは又詳しく…って思っていますが、
「愛する」
なんて言うと日本人としてはこっぱずかしくて馴染まない、なんて思われる方も多いかもしれませんが、もっと簡単に
「相手を大切にする」
ということだ、と書いてあります。

愛を贈るのは何もクリスマスだけではありませんね。
今年もこの曲を聴きながら、
(今年一年、どれだけの人を大切に出来たかな?)
と、想いを馳せることにします。http://www.youtube.com/watch?v=8OCR3aZizNA

エンドレス

2012年12月23日(日) ブログ
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昨日午後4時、絵本図書館が閉館してすぐに、連れ合いの〈クリスマス絵本〉と飾り付けの撤去作業は始まっていますから、やはりちょっぴり寂しくなります。

本当は明日がイブ、あさってがクリスマス。

カフェのドールハウスのディスプレイも、あさってまでですからこの間から来る人、来る人に
「見て帰って」
と勧めたり、傍でお茶したり。(まさかお客様にはそんなこと言いませんよ)

今朝も久しぶりに小学生のお嬢ちゃん二人を連れてきてくれたOさんたちに見てもらえてヨカッタ。

それにしても、クリスマスのもみのガーランドも無くなって、乗り物のモビールもNさんがお孫さんに、と買って下さって無くなり、寂しくなった絵本図書館入り口付近の天井から、今日見ると新しいモビールが巾をきかして揺れていました。

大きな樹を中心に きりんやゾウや豹やライオンや亀さんたちが揺れるモビール。

そうなんです。
楽しいクリスマスアイテムが終わっても、魅力的なモチーフはいくらでも!

これから一番寒い季節に入り、たまには雪も降ることでしょうが、年が明けると不思議に心は春に向かいます。

きっと、
「こんなの作ろ!」
って、心が動き出し、その楽しみはエンドレスです。

皆さんもそうでありますように。

絵本図書館

2012年12月22日(土) ブログ
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あらかじめ予定していたいろいろな事柄が一つ一つ過ぎて行き、いよいよ今年もあとわずかになってしまいました。

今日は新年に大丸で売り出される福袋を出荷しましたし、絵本図書館の〈クリスマスしかけ絵本展〉も最終日を迎えました。

そんな最終日の絵本図書館に沢山の方が訪れて下さり、ありがとうございました。

お姉ちゃんとママと来てくれた小さな男の子は 欲しいしかけ絵本の販売用の在庫が無くなっていたことにすっかり気分を悪くしてしまい、泣いてママを困らせていましたが、カフェでカルピスを飲む頃にはちゃんときげんを直していてエラかった!

昨日のOさんのブログにもあったように絵本図書館、1月は土曜日午後だけの営業になりますが、クリスマスの楽しいしかけ絵本とは又違った、心にしみいるような素敵な絵本をチョイスしに、又ぜひお出かけ下さいね。

ホワイト・ケーキ

2012年12月21日(金) ブログ
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今年の24日、25日はクリスマス寒波だそう…。

〈ホワイト・クリスマス〉は想像の中、映画の中だけでいいですね。

この時期になるとどうしても思い出すのが…。

毎年、毎年お嬢さんとお孫さんを連れてゆう風舎を訪れて、クリスマス・プレゼントにと絵本を買って帰ってくれたNさんの笑顔。

入院されていた去年、そして今年はNさんの代わりに…。

ケーキもさらにクリスマスっぽくなってきましたよ。

チョコレートムースに替わって今日作ったのはホワイトチョコレートと生クリームを合わせたガナッシュでコーティングしたケーキ。

今はもう閉めてしまわれたけど、岡本でお爺さんとお婆さんがやっておられた小さなレトロなケーキ屋さんの白いバターケーキの味が忘れられず、中のスポンジの間にはラム酒漬けドライフルーツを挟みました。

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