バタフライ

2014年4月28日(月) ブログ
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昔、蝶々のイメージってとってもロマンチックでヒラヒラ、ハッピーなものでしたよね。

「ようこそ!よく来てくれましたねー^_^」と…

ところが、田舎暮らしも長くなるとそうも思ってられなくなってしまいました。

せっかく芽吹いた柔らかいきれいな葉っぱを、ムシャムシャ食べてしまう青虫チンに育つ卵をビッシリ産みに来てるんだなあ、と…

でもやっぱり、春になって蝶々がヒラヒラ舞うと嬉しい気持ちがしてしまいます。

さて、このドレスの作者、Nyaさんの(蝶々感)はどんなでしょうね?

やっぱり楽しくて優雅でハッピーのように私には思えるけれど。

いつもミシンで縫い上げるNyaさんが手縫いで仕上げた力作です。
写真ではわかりませんがドレスになっている生地はありません。
2種類の生地をテープ状に裁ってメッシュに編み込んであるのですよ。

写真は後ろ側です(^_-)

キャンプ!

2014年4月26日(土) ブログ
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5月を待たずに本当に気持ちの良いお天気!
日曜日は雨が降ったらどうしようか?と心配していましたがどうやら明日も大丈夫そう^_^

若いママさん、Sさん達が何人かでキャンプをするって知っていたからです。

毎年恒例なのかな?
神戸に住む彼女達。
今年はゆう風舎の近くのキャンプ場を選んでくれたのです。

知る人ぞ知る[羅漢の里]
ここから車で5、6分です。
大小のコテージもあるんですよ。

(バーベキューをするのかな?)
と思っていたら写メールを見てびっくり!
Hくんがおそるおそる( ゚д゚)焼いているのは、なんとオサレなバウムクーヘン!

私、いっぱいすることあるけど駆けつけたくなりましたよ~_~;

でもやっぱりガマンガマン。
今晩の無事を祈って、明日お店へ来てくれるのを待ちます(*^_^*)

透け透けタピストリー

2014年4月25日(金) ブログ
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冷えると動きにくいし、暑いと頭が回らないし、ベタベタ湿気があると嫌だし…

というわけで、今日みたいに爽やか晴天、乾燥した気持ちの良い日に働かない訳にはいかない!
と、来週木曜日から始まる作品展に向けて 今日は少しショップのディスプレイ替えをしましたよ。

年末にキット置き場を整頓した時、出てきたむかーしのキット。
まだ残っていたのがあったのです。

[スルーウィンドウのタピストリー]

有輪さんから出た麻混のシャリっとしたボイル生地。
卵色の地にオレンジ色の花模様が可愛くて大好きでした。
夏服にもしたくらい。

その他にもそんな生地が幾つかあったのでどうしてもその透けた感じを生かして作りたくて作ったカーテンのようなタピストリー。

今も毎年作っているオーガンジーのカフェカーテンの元になった作品かもしれません。

アトランダムに裁った四角の花柄布を1.5cmほどの巾のトーションレースでつなぎました。

次回作

2014年4月22日(火) ブログ
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Hさんはずっと昔から姫路の布屋さんに並んでいたリバティプリントを、「リバティ」だとも知らないで少しずつ買い集めていたそう。
あんまり綺麗だからですね。

集めてきた小布を生成りのレースと合わせてのパッチワークキルト、ナインパッチとエイトポイントスターズのパターンでベッドカバーを制作中ですが、残念ながらもちろん今回の作品展には間に合いません。

次回作、というところです。

次回作と言えば、HさんもIさんももう今回のは提出済みですから余裕です。

手を動かすよりいろんな絵本や写真集を見るのに大忙し。

皆さんそれぞれ作りたいものの好みや個性がありますから、それを見極めて私が両手いっぱいの本を選んできて見てもらったりします。

絵本図書館で一人じっくり探すのが一番オススメだけど、あんまり沢山あるとなかなか辿り着けなかったりします。

そして、そんな風に皆でワイワイガヤガヤ探していくのが又楽しい時間でもあるのです。

美しい色がいっぱいのページ。
思わず笑ってしまう、楽しいページ。
思いもつかないような構図やデフォルメされた人物や動物の出てくるページ。

又これが様々な布を駆使して素晴らしい絵キルトになるのか、と思うと私もワクワクする時間です。

たくさんあります

2014年4月20日(日) ブログ
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4月は暖かかったり、寒かったり…

そんな4月ですが、大好きな画家ル・メールさんも4月生まれなんですね。

ヘンリエット・ウィルビーク・ル・メールさん。
1889年4月23日にオランダ、ロッテルダムに生まれておられます。

ん?1889年4月生まれ⁈
そうなんですね、なんと、チャップリン、ヒットラーと同じ!

ル・メールさんはかなり裕福なお家で育ったようです。
なので、描かれているのも20世紀初頭のヨーロッパ上流家庭の風俗といったものが[子どもの情景]や[ナーサリーリズム]といった素材に生かされてたくさん残されています。

私がル・メールさんの絵に初めて出会ったのはかれこれ20年くらい前になるでしょうか。

ロンドンの街を嬉しそうに歩いていて、ショーウィンドウに惹かれて、とびこみで入った小さな画材屋さんのようなお店の片隅に布張りの小さな絵本があったのです。

見たことのない絵

ふたり

2014年4月19日(土) ブログ
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今、ゆう風舎の絵本図書館では[誕生]をテーマに絵本や本を特集しています。

その中に展示してある「ふたり」
同じ年、同じ4月に誕生したふたりは共に世界的に物凄い有名人です。

1889年4月16日生まれのチャールズ・チャップリンと
1889年4月20日生まれのアドルフ・ヒットラー。

かたやイギリス、かたやオーストリアに生まれた二人はずいぶん違った人生を歩んだのですね。

後の時代の私達がヒットラーのしたことを非難するのとは違って、チャップリンにとってはまさしく同じ時代に生き、そして強い反感を持ったことを自身の[映画]という表現方法を持って批判したことは本当に勇気のいることだったと思います。

顔がソックリという設定、ヒットラーを思わせる独裁者にすり替えられた床屋さんが最後にする
「申し訳ないが、私は皇帝などなりたくない。それは私には関わりのないことだ。誰も支配も征服もしたくない。できることなら皆を助けたい、ユダヤ人も、ユダヤ人以外も、黒人も、白人も。
私達は皆、助け合いたいのだ。
人間とはそういうものなんだ。…」
で、始まるスピーチで有名な[独裁者]

このスピーチはチャップリン自身が書いた、とっても長いものです。
全文をディスプレイしていますので又ぜひご覧下さい。

ヒットラーも実は画家になりたかった人、だそう。
その彼がなぜ、あんな排他的な人種主義的思想を持ち、独裁者としてユダヤ人等を弾圧、抹殺、第二次世界大戦へ突き進むような人物になったのか?はいろいろな書物を読んでみたらわかるのでしょうか?

一つの事実、これは彼自身が話したとされるのでたぶん事実と…
彼は幼い頃、父親の酷い暴力に耐えていた、と…。

マイケルの名曲[HIStory]の冒頭(和訳)、
「彼は背中を蹴られても ちょうどよかった、と言う。
強い決意を示す表情
絶対にやる気を失わない
彼はこう言ってる いつかきっと
世界史に彼の名が残ると
彼は認められようと大胆なことをする
瞳の奥で炎が燃えてる」
という部分はヒットラーの事を歌っているのでは?という説があります。

もちろん曲全体は
「世界にハーモニーを取り戻そう」
というマイケルのメッセージです。

ニコ動にも

2014年4月18日(金) ブログ
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実は学生時代、[物理]がとーっても苦手でした。
ちんぷんかんぷん~_~;

そんな私が、針を動かせながら毎日毎日どうして小出さんの話を飽きずに聞けるのか?
不思議です。

それはやっぱり、とてもおこがましいながら、私が[ゆう風舎]を頑張ってやって行こう、と思ったこととどうしても
(根っこがおんなじ)だと思うからです。

絵本が伝えてくれる(生きるものすべて)や自然の価値を尊ぶこと。

ひとり一人、(個)を大切に自分育てをすることで人と繋がり合えるのでは、と思うこと。

上手く言えませんが私は小出さん(小出さんは先生と呼ばれることを嫌われるので仕方ないんです)の話でものすごく気持ちをクリアにしてもらえるのです。

まあ、単純なんですよね(^^;;

これは2011年11月に長野県上田市のとある予備校で高校生のために小出さんが講演された直後(この講演も素晴らしかった、特に後で子ども達の質問に答える小出さんの真摯な態度には惚れ惚れします)控え室でニコニコ動画の生放送のインタビューを受けておられるところです。

着替えます

2014年4月14日(月) ブログ
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5月の末に催される神戸でのリバティ・フェア
「英国リバティ社がプリントする伝統ある生地を使用したブラウスやワンピースからハンドメイドの小物雑貨まで 幅広くホビーアーティストがリバティプリントの世界を表現します。」
と、書いてあるので
(私がホビーアーティスト?)
か、どうかは別として、せっかくなら沢山作って並べたいのは山々ですが…。

どうも、時期が重なってしまってそんなには作れそうもありません。
できるだけは頑張りたいと思いますが、ちょっと古い物にも助けてもらおうっと。

お馴染みの[着せ替えゆうちゃん]
最近着ていた通学服の青いギンガムチェックのシャツワンピース(ほら、懐かしい映画[小さな恋のメロディ]でロンドンの小学校の女の子が着てたでしょ?あのイメージ^_^)を脱いで、新しくリバティプリントのワンピースを着せようと思います。

又々、大丸へ出張してもらいます^_^

8枚目

2014年4月13日(日) ブログ
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毎年の作品展。
[布と糸のつくる夢展]は皆の、一年間の成果を発表するため、そして私自身はキット作品じゃない、「自分自身の作品」を作って発表する場でもあります。

期限があるからしんどくてもなんとか「やる」。
なので、おかげさまで二冊もの作品集も作らせてもらえたのだと思います。

今までもいろんなやり方に挑戦してきたつもりです。

10年くらい若い頃は150cm角くらいの大きな作品でも楽しく制作できていたのですが近年は時間や身体が追いつかず、それでも何とか大きいものを…と、パーツに分けて作り、その一部をキットにしたり、最後に繋ぎ合わせてアーケードにしたり、ハウスにしたり…。

去年は久しぶりに一つの画面にしましたが。

今年はどうしよう??

考えた挙句、一度今までの作品とはちょっと違う挑戦をしよう、と思いました。

本当の「ストーリー・キルト」…

ほんとうにホントウに、恥ずかしながらゼンゼン大したストーリーは思いつけなかったのですが、一枚、一枚順を追うごとにチョコっとしたお話しになっている、というような…
絵本をめくるように場面場面を見ていただくような…
そんなキルトを作ってみようと思いました。

主人公は小さな女の子(ゆうちゃん)。
小学校一年生くらいかな?

約42cm×67cmに合わせた土台に一場面一場面作っていきました。

ストーリーになっているので登場人物の顔や場面によっては服装も同じにしなければいけませんが、背景の表現は自由です。

街中あり、部屋の中あり、公園あり。

本当は10枚目くらいで「完」と思っていたのですが残念ながら作品展までには8枚しか出来そうにありません。

これが8枚目。
他の7枚とは、ちょっと違った表現をしてみようと思います^_^

これからの人に

2014年4月12日(土) ブログ
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私だって、できれば毎日夢いっぱいの絵本を紹介したり、いろいろな美しい布を使っての手作りは楽しいですヨ~、というブログばかりを書きたいとは思うけど…。

今朝の新聞を見たりするとさすがに心が暗くなります。

[「原発ゼロ」を転換  エネ基本計画閣議決定]

遅ればせながら原発の恐ろしさ、非人間性を学びつつある私には信じられない見解ですが、きっと小出さんなんかにはもちろん(想定内)の政府の考えなのかもしれません。
「ずっとそうだったんだから…」
と。

今回の諸々の事で、恥ずかしながら又々初めて知った松下竜一さん。

3.11福島原発事故以後、若い世代にも氏の[暗闇の思想]が読み直されているそうです。

松下さんは2004年に亡くなっていますからもちろん福島のことはご存じありませんが、ずっと反戦・反核・反原発の闘いに邁進してきた人です。

「だれかの健康を害してしか成り立たぬような文化生活であるのならば、その文化生活をこそ問い直さなければならぬ。」

マイケルの曲に[Why You Wanna Trip On Me ]という曲があります。

一般にはマイケルを煩わすパパラッチ等に、
「こんなに世の中には深刻な問題がいっぱいあるのに、僕なんかを追いかけ回すのはやめろ」
と、言っている曲かな?と思われていたのですが、れいの安富教授は「Trip On Me 」という単語の使い方をよく考えた結果、これはパパラッチとかではなく、マイケルがファンに向かって、
「こんないろいろな深刻な問題を放っておいて、僕に耽溺するのはやめなさい」
と言っている曲だ、という解釈をされて…。

なるほど!マイケルらしい…

そんなことをなんとかAKBとか[嵐]とかが歌ってくれればいいのに…なんて思う老婆心~_~;

これからの人達にとっての世界がどうなってしまうか?ですものね。

これは一ヶ月ほど前、3月9日の大阪での集会での小出さんの挨拶です。

「こんな国であるなら、私は喜んで非国民になって闘いたい、と思います。」
なんて、弱い立場の人たちのために駆けずり回っている小出さんだから言える言葉ですね。

(カッコイイ)
と、思うのは私だけでしょうか?

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