ゆう風舎を始めた頃。
たくさんの手芸関係の本を買いましたが、その中でも特にお気に入りが 文化出版局の2冊、[あなたにやさしい服]と山口れいさんの[さわやかな服と暮らしの中の小物たち]
どちらも「ホビーラホビーレ」系の本ですね。
パッチワークの本ではありませんが、載っている作品はどれも爽やかで作り方も比較的簡単で誰でも着易い服です。
当時は母に縫ってもらったり、自分でも幾つか縫ったりしていましたが 洋服のトレンドはどんどん移り変わり、ドボッと締め付けないゆったりサイズの服は着なくなり、長らく取り出すこともありませんでした。
ところが、やはり流行というのは20年くらいのサイクルで巡ります。
去年あたりから膝下やマキシと呼ばれるくるぶしくらい丈のスカートが前線に蘇り、タイトだった肩幅もちょっと落としたオーバーサイズのトップスが出回ったり。
そんな訳で5月に仕入れてきたブルーのリネンで何か作りたいな、と思った時、ふとこの巻きスカートが浮かびました。
以前にもギンガムチェックで作って毎夏重宝していて、今度はパシっとしたリネンで。
このスカート、長方形のぐるりを全部始末してからただひたすら、カーテンのひだのように何本も何本もタックを縫うだけの、作り方は至ってシンプルなもの。
ただミシンかけはけっこう長いですが^^;
トップスはれいさんの本の表紙を見て以来、ずっと憧れていたスカラップのノースリーブブラウスにしました。
れいさんのはコンピュータミシンによるスカラップですが、残念ながら今の私のミシンにはその機能がなく、仕方なしに二枚をひっくり返す方法にしたので なかなかうまく曲線が揃っていません~_~;
でも何年来の憧れのブルーの上下が作れてとっても満足(*^_^*)
Tさんが仕上げてくれた出来たてのバケツバックと一緒にパチリ!