大きな木
やっと春めいてきたのに このところずっと心の奥をチクッ、ズキッと痛めることがあります。
どうも私はショージキ、花より木が好きで…
それも大きな木、樹。
いせひでこさんの名作にも[大きな木のような人]というのがあるし、いつかイギリスを旅した時も日本で見かけるよりも樹木が年月を経ていてとっても大きいのに感激しました。
二階建てバスの上段に乗っていると、窓ガラスがあっても思わず何度も首をすくめてしまうほど、そして実際にバスの窓ガラスに
「パシャッ、パシャッ!」と枝葉が当たりまくるほど、沿道の大きな樹が長い枝ぶりそのままであるのです。
公園の樹木は枝垂れ桜みたいに枝が長〜くなって葉っぱがユサユサ覆い被さるように(^^;;
日本では考えられません。
でも私はそういうの、とっても好きです。
そして何より、京都の古い町屋、前庭もなくて通りからすぐに玄関の戸、という家に生まれたもので、大きな木がユサユサと葉っぱを揺らしながら迎えてくれるアプローチ…なんていうのにとても憧れたのです。
そうそう、ディズニーアニメに出てくるお姫様の隠れ家みたいに(^^;;
それなのに専門家は ゆう風舎の大きくなりすぎた木を伐採した方がいい、と言います。
ガーデニング好きの友人も
「湿気るので伐り、って」
と、言います~_~;
確かにお隣に迷惑をおかけしているのは事実で。
とてもとても親切で「好い人」であるお隣さんに我慢していただくにも忍びなく…。
何本かを伐採する決意をしました。
[大きな木]も場所によっては無理なのですね。
この、20数年前、身丈くらいのクリスマスツリーだったピッシャーも明日いよいよ…>_<…