内外のいろんな憂鬱なニュース、
「嘘を言う大人」という子どもには見せたくないニュース…
スマホから流れるそんなのを聞きながら針を進めながらも、慰められるのは窓から見える木の葉の重なりでしょうか。
庭にも白い花がいっぱい咲き、紫陽花もそろそろ…
陽が強いだけに鬱蒼となってきた木の葉がよけい際立って 木漏れ日がなんとも綺麗です。
写真に、と思うのですが、スマホでパシャりとだけではなかなか感じが出ないものです。
絵で描くのも難しい…
でも、この初夏の光り溢れる自然を見事に捉え描く人…それがホリー・ホビーさんだと思います。
手前はホビーさんの、女性を描いたスケッチ。
上が【トゥートとパドル】の一場面。
葉っぱや花、衣服に映る光りと影が本当に見事に、しかも洋画独特の塗り重ねていく手法ではなく、「余白を塗り残す」という手法。
ホレボレ…
木漏れ日
前川さん
まだまだのこと、と思っていましたが、例によって月日は瞬く間に過ぎ、いよいよ今週水曜日が大丸でのワンディ・レッスンの日です。
今のところ、手芸用品売り場が前に比べかなり狭くなっているので ゆう風舎のアイテムもベビーキルトとあともう少ししか置いていません。
でもその日ばかりは店頭レッスンに使っておられるテーブル2つの上を臨時の「ゆう風舎アイテムコーナー」にして下さる由、今日、レッスン用のキットと共に荷出ししました。
来て下さる方にとっては前に比べるとちょっと不便かもしれません。
何せ、レッスンはアネックスの10階であるのでエレベーターで移動していただかなくては…
でも、店長のSさん、
「私が責任を持って皆さんをお連れします」
と、おっしゃってましたよ(^^;;
いつも来て下さるお顔が見れるのかな?
初めて来て下さる方もいらっしゃるかな?
しつけも、下絵写しも、ピースカットもしてある特別キットですが、それでもなんだか心配…
できるだけ完成に近づけるようにスタッフさんの手も借りてがんばりますね(^。^)
ところで話題の文科相前事務次官の前川さん。
今日、見たfacebookに篠原さんという方が書いておられました。
「退官後、
出会い系バーの報道はするけれど
ボランティア活動の報道はしない、読売最高新聞社!
前川さんは辞任後、二つの夜間中学校の先生、子どもの貧困・中退対策として土曜日に学習支援を行う団体の先生として、三つのボランティア活動をしている。最近、子どもたちに因数分解をわかりやすく教えるため、『とってもやさしい数学』という学習参考書も買った。」
どんなボランティアか?は詳しくここに載っています。
立礼
早すぎの暑さもひと段落。晴れたり曇ったりの過ごし易い五月の終わりの土曜日。
Mさんが
「お茶会を…」
と、ご自宅に招いて下さいました。
Mさんがご病気を克服されてちょうど10年。
何も役に立たなかった私達にでも
「一緒に時を過ごしていただいた感謝の気持ちを込めて…」
と…。
申し訳ない気持ちながらせっかくのお招き、Mさんの好きそうな浅グリーンのビバーナムの花束をお土産にお邪魔してきました。
ゆっくりお宅にお邪魔するのは私も初めて。
前栽には水が打たれ、
(どこの高級旅館に来たのか?)
とビックリするような行き届いた此処彼処。
その全てが彼女らしいシンプルでハイセンス、無駄なものが一切なく凛としています。
お昼の御膳をいただいた後、お濃茶もお薄もいただきました。
慣れない私達が寛げるように、といろいろの配慮もいただきましたが、最近はこの、立ったままお軸やお花を拝見し、椅子に座ってお茶をいただく「立礼」が多いそうな。
長年、ゆう風舎を応援して下さって来たMさんに感謝しつつ、翻って自分の家事のいい加減さに赤面…(^^;;
いろいろな刺激をいただいた半日でありました。
白いコットンレースの
レースにリネンにその他もろもろ…
少しずつ、「素材」が集まって来て、
(どんなものを作ろうか?)
と、頭を廻らすこの時期が大好きです。
レースにもパキッとした真っ白、同じ白でも優しいミルク色、そしてアイボリー、も少し濃いベージュ、といろいろあります。
それぞれに清潔感やアンティーク感等、作品にすると素敵な味わいが生まれます。
誰よりも先駆けてOkさんが提出して下さったのはパキッと真っ白な小窓カーテンです。
ゆう風舎でみつけて下さったいろいろな真っ白のレースや絡み織り生地の小布を、お手持ちの可憐な、これまた真っ白なリボンレースで繋いであります。
間に挟んだレースの幅によって小布の長さを変える、というワザによってモチーフ同士が微妙にずれ、変化が生まれていますね。
いつ使うか?わからないものの、素敵な素材と出逢った時には買っておくべきですね。
市場ではどんどん無くなっていくもの…
かくしてある日のこと、最良の「居場所」がみつかって輝くことになるかも?ですから。
でも、そんなことを思って溜め込んでいるうちに何年…
私の引き出しも開きづらいくらいになってきましたのでちょっと「蔵出し」しようか?とアイロンがけしたりしています。
でもやっぱり、特に好きだったものは置いてしまいそう…(^^;;
連綿と…
皆さまはお元気でいらっしゃいますか?
暑すぎ、とは言えどこへ行っても緑がきれいで とても気持ちの良い季節なのですが…
私もおかげさまで元気に過ごさせていただいていますが国会を見守る身としては…とても元気ではいられません。
戦後72年…
こうもなるものなのでしょうか?
私の小さい時は確かに私自身は「戦争知らない子どもたち」ではあったものの、世の中はさきの戦争の悲惨さを伝えるものが溢れ、反省も充満し、「二度と過ちは繰り返しませぬ」の文言の中、とにかく自由で人権が尊重され、戦争をしない平和な国を、と誰もが思って今日を明日に繋いでいるのだ、と信じて暮らしてきました。
私自身がのんびりしすぎていたのかもしれません。
う〜〜ん。
でも、諦めたら終わり…
元気を出して、 出来る事を考えよう、と思います。
それにしても世の中に音楽や絵画とか、感性に訴える素敵なものがあって良かったな、と思います。
国も時代もクロスオーバー。
最近、ゆう風舎で人気が出つつある、この懐かしいイラストの本。
Kさんも
「子どもの頃から大好きだったのが、ゆう風舎にあってビックリ❣️」
っておっしゃってたし、今朝、神戸からいらしたお客様もショップに置いてあった本を見て
「うわあ、これ、知ってます!懐かしい!好きでした」
と…。
そうです、私も高校時代に夢中になったホリー・ホビーさんのイラスト。
主役達のキャラクターの表現があまりにも違うのでにわかには信じられなかったけれど、これ又近年大好きな【トートとパドル】シリーズのホリー・ホビーさんと同一人物だった、というのは前にもブログで書かせていただきました。
どちらも大好きだけれど、トートとパドルはあまりにも洒落た絵だし、
(やっぱり同姓同名かなあ?)
と、何度も思ったのですが、でも、草花や草原、光と影の絶妙な水彩絵の具使い等、
(や〜っぱり、同じ人❣️)
と、納得です。
なんでも、イラストレーターだったホビーさんが初めて手がけた絵本が【トートとパドル】シリーズなんだそうですよ。
今、いったい何歳でいらっしゃるのでしょうね(^^;;
今回【リネン&レース展】に彼女のイラストの女の子が絵キルトになるかもしれませんよ^ – ^
ところで私がどんなに彼女に傾倒していたか?という証拠。
右側の二つは高校時代(何年前だぁ?)に買った便箋です。
大事に大事にしていて、手紙には出さず、好きなジュリーの曲の歌詞なんかを特殊なロマンチックな文字で書いて、透明なプラスチックの下敷きに挟んで学校へ持って行っていました(^^;;
捨てられなくて、各2枚ずつ残して今だに持っている、という訳です。
ひかりの季節
去年の【リネン&レース展】のテーマは「ひかり」だったのですが、今年のテーマは「Move動き」です。
「動き」と一口に言っても「大きな動き」もあればかすかな「小さな動き」も。
みんな、なんとか「動き」を作品に取り入れようと頑張っています。
恒例の[オーガンジーのカフェ・カーテン」、今年のが出来ました。
小瓶に生けた小さな花々の動き、です。
オーガンジーはキルト綿を敷いた布上に縫っていくのとは違ってふんわり、ちょっと縫いにくい面があってイジイジしますが 出来上がるとやっぱり
「好き」
と 思います。
この季節ならではの風物詩になってきました(^^;;
光いっぱいの季節、庭のさくらんぼが今年はたくさんなっていて、食べて特に美味しい、というわけではないのですが可愛いくてなんだか嬉しい…。