同じようなことを…

2017年7月31日(月) ブログ
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異常な暑さですよね。
遠いところにある台風も関係してるのかなあ?

それでもなんとか夏の間に次作(キットではなくて[布と糸でつくる夢展]用の大きめ作品)の構想を決めねば、と焦っています。

去年はVさんの思いがけない、さりげないお言葉
「高原さんのキルトにムヒカ前大統領が…」
というのに反応していっぺんに決まり、下絵を夏に描けたので 後がとても楽だったからです。

しかも今年は周りの方、みーんなもう次作のテーマが決定しています👀💦

ようやく
(こういうの、作りたいな…)
というのが決定し、具体的な絵にするために資料調べです。

数分居るだけで汗が吹き出し、頭がボヤ〜としてくる2階の屋根裏部屋で昔の写真をあれこれ探していると、こんなのが出てきました。

毎年催していた[校内図工展]の写真。

辞める前の最後の回だったもので、結構私も大きな顔になっていたようで…

(全体を遊園地をテーマにしよう)
と、考え、自分が受け持っていない(当時は3年生4年生の図工専科でした)1.2年生や、5.6年生の先生にもテーマを揃えてお願いしたんだなあ、と…(^^;;

入口の看板は色画用紙で自作、やっぱり[メリーゴーランド]が好きだったんです(^^;;

さあ、そんな思い出に浸ってないでなんとか形にしていかないと…

それにしても暑いです💦💦😵

ゴブレット

2017年7月30日(日) ブログ
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つい毎日、アイスクリームを食べたり、
(夏でもホットにしておこう…)
と、思いながらアイスコーヒーにしてしまったり…
 
夏を楽しまなくっちゃ、と思いながらこの暑さにメゲてしまいます(>_<)
 
こんなゴブレットでゼリーとパンナコッタとソフトクリームとフルーツの入ったパフェを思いっきり食べたい!と思いながら仕事、がんばろーっと。
 

Vacances d’e’te’

2017年7月29日(土) ブログ
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英語とフランス語では似ている単語もあるけれど、ぜんぜん似ていない、という言葉も多いですね。
 
フランス語版の【ストーリー・キルト】で、それぞれ作品名が丁寧にフランス語に直してもらっているのさえ、感激するのですが、
[なつやすみ]という作品は[Vacances d’e’te’]
[キッズ・オブ・サマー]は[Enfantsen e’te’]
 
そうっか!「夏」って「e’te’」なんですね、知らなかったです。
プランタン、はよく聞きますけどね。
 
と、そんな訳で今日はゆう風舎の夏休みの日程をお知らせします。
 
誠に勝手ながら今年は8月9日(水)から19日(土)まで11日間のお休みをいただきます。
 
長い??
でもネ、ゴールデンウィークもシルバーウィークもその他沢山増えた祝日は休めてないものですからね、ご容赦下さいね。
 
その間ももちろんネットショップは受けております。
ご注文の在庫が無くて私が困らないように、と心優しいスタッフさんが今、毎日暑い中を頑張ってくれています(^^;;
 
今年もちょっとお泊まりがあったり、御墓参りや同窓会で家を空けることもありますが、できるだけ遅配しないように致しますからね(^^;;
 
あまりの暑さに、でしょうか?
「今日はお店、開いていますか?」
というお電話もときどきいただきますが、8月8日までは定休日の水曜日以外は元気でやっておりますので ぜひお友達と、又は夏休みのお子さんと、又はお独りで、絵本とお茶とキルトと雑貨…それぞれを楽しみにいらして下さいね。
 
 

便利ファスナー

2017年7月28日(金) ブログ
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暑い夏の間、端切れを使ってチョコチョコっと簡単夏服を作るのが楽しみでもあります。
 
小柄なものでトップスなんてほんの60㎝ほどもあれば…(^^;;
 
以前はファスナーをつけるのも面倒で、いわゆる「かぶり」か、ほんのちょっと後ろを開けてボタン止め、くらいで作っていたのですが、齢とともに「大胆なデコルテ開け!」よりも首回りが詰まり気味がよくなり…(^^;;
やっぱりファスナーがついていると着脱が楽です。
 
そんな時、気楽につけられるのがこの「スケルトン・ファスナー」です。
 
元々、ちょうど良いファスナーが無く、小物用に買っていたものを使ったのですが、これが結構つけやすく、夏らしく。
何より身体の硬い私が背中に腕を回して引き上げる時、ついているリングが便利(*⁰▿⁰*)
 
そして去年の夏、やっぱりこのファスナーを使ったブルーのワンピースを着ていたところ、軽井沢の【ル・ヴァン美術館】のお洒落なマダム副館長さんにとても気に入っていただいた嬉しい思い出があったり。
 
そう言えば、先日の取材の時も、知識豊富な【私のカントリー】ライターのIさんも
「へぇ〜、こんなのあるんですね〜。可愛いですね〜」
って言って下さったっけ。
 
きっと洋服に使うのは珍しいのでしょうね。
 
でも、20㎝、25㎝、30㎝ってあるし、ホント、オススメですよ。

ブルーコーナーの2冊

2017年7月27日(木) ブログ
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絵本図書館が【いろいろ絵本】の特集になってから初めていらっしゃったIさん。

いたく気に入って、とっても喜んで見て行って下さいました。
なんでも「色別にまとまって並んでいる」のが好きなのだそうです。

確かに、絵本図書館のいろいろなテーマを何年にも渡ってやってきましたが、こんな風に揃えると手前味噌ながら本当に新鮮に感じるのも正直なところです。

特に深いブルーの絵本が沢山あるのには改めて驚きます。
オーシャンブルー。
コバルトブルー。
空の色、海の色…

そんな中で私も初めて見る新しい絵本、色合いも少し違う絵本が気になって手にとりました。

【くもさん なにを みた】
アンナ・ツスソウバ作・絵
高村 喜美子・文

ブルガリア生まれの絵本作家ツスソウバさんの描く絵は水彩でしょうか、グワッシュでしょうか、白を重ねた深みのある筆とスタンピングを使ったとても美しいものです。
東欧らしい色合いと単純化…

先日の取材でも
「何を基準に絵本を選びますか?」
と、問われ
「絵が魅力的なものを」
と、答えた私ですが ページを繰ると内容もとてもホンワカして素敵でした。

表紙の子は「ちいさい雲」、女の子かと思っていたら「ぼく」って、男の子なんですね。

もう一冊。
【あめが ふるとき ちょうちょうは どこへ】
M・ゲアリック 文
L・ワイスガード 絵
岡部 うた子 訳

やっぱりちょうど今ごろ、雨が降ったらもぐらやみつばち、ことり、ねこ、ヘビ、うし、あひるetc…
みんなはそれぞれどこへ行って雨宿りするんだろう?と考える本。
作者は雨の時見たことのないちょうちょのことを一番気にします。

どちらの本も抑えた色調の美しいページを繰りながら、「想像力」を育み、羽ばたかせる…そんな「人」にとってとても大事な役目を果たしてくれる絵本です。

「想像力」
どれだけ持てるかで、人生変わってきます。
周りの人達も…世の中も。

コロボックル・ディクショナリー

2017年7月25日(火) ブログ
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絵キルトを初めてまだ間がなく、それでも幾つかのキットを完成させられたYさん。
 
次の作品つくりにも意欲まんまんです。
 
クラシックな絵、というよりもデフォルメされたオシャレな絵、そして動物が大好きなYさんのために何冊かの絵本を用意して…相談です。
 
「これもカワイイ!」
「これ、かわいい❣️」
「やっぱりこれが⁉️」
あれこれ迷う事、約一時間。
 
Yさんがとりあえず
「これから作ります」
と、やっと決定したのは、フランスの国民的イラストレーターのアラン・グレさんのでもなく、ディズニーのアニメーターとしても活躍したプロヴェンセン夫妻のでもなく、コロボックルさんのでした(^^;;
 
コロボックルさん。
本名たちもとみちこさん。
日本の誇る若き絵本&クラフト作家です。
 
アメリカの超有名な絵本作家エリック・カールさんと同じ、カラフルで独特な画用紙創りから始め、切り取ってコラージュしながら絵を描いていく手法がとても可愛くて ゆう風舎にも沢山絵本があります。
 
これは絵本ではなくて【colobockle dictionary】という、いわばコロボックルさんのいろいろな技法が紹介された本。
 
どのページを開いても、Yさんじゃなくても歓声が上がるほど可愛い本。
「ディクショナリー」なのでA〜Zまでの索引にそって楽しい作品が現れます。
 
「A」の「Alphabet」のページもホラ、こんなにオシャレ。
 
Yさんが作るのはこのページではありません(^^;;

五感で…

2017年7月24日(月) ブログ
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今日は 申し訳ないながら お店の方はスタッフさんに任せ、テレビで国会中継を観ながら マイケルをチクチク縫っていました。
 
自分の目で見て、「誰が本当の事を言い、誰が嘘を言ってるか」、感じないとと思ったもので。
 
社会学者で首都大学東京の教授、宮台真司さんもこの間、
「人はやっぱり『居ずまい』に表れる」
と、おっしゃってました。
 
ところで、今年の1パーツ(15㎝×20㎝)のマイケル、一応完成ですが、これはなんと直接自分の目で見るのと写真を撮って写真を見るのとで微妙に違ってビックリ👀
 
なんだかエラのあたりがポチャッとなってしまったような(;´д`)
 
首と顔の部分は違う布です。
普段、敬遠している、いわゆる「トープキルト用の地味な布」がマイケルには結構使うのです(^^;;
髪の毛はハワイアンキルト用のむら染めを使ったり(^^;;
普段とは違う体験です(^^;;
 
はあ〜
でもどうしても写真で見るあの可愛らしさは出ません(>_<)
本物はもっともっと、きっと…
 
 

プチ・カフェ・カーテン

2017年7月23日(日) ブログ
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お客様の中ででも、ときどき
「そうなの!そうなの!」
と、意気投合してしまう、かつてのお気に入り雑誌[SAISON de non-no]

なにせ、もう35年ほども前の雑誌なのですから 写っておられるモデルさんや著名人の髪型や肩パッド大のファッションとかにはビックリしたりしますが、インテリア、食器、お料理、ケーキ、手芸、手芸材料、外国の建物や暮らしの紹介…どれをとってもゼンゼンっ、古くなく、今だにものすごくハイセンス、オシャレです。

1982年頃かァ…
若きマイケルがブレイクしてた頃なのにそんなことは露とも知らず、私はこういう世界に憧れ、夢中で見ていたなあ、と(^^;;

私の絵キルトのモチーフの参考にもよくさせてもらっています。

この、リンゴのお菓子の特集コーナーの口絵にも心を鷲掴みにされ(^^;;
拙作[ホットケーキはまだ?]のイメージソースになりました(^。^)

そして、カフェの流し、食器を洗う所の窓のカフェ・カーテンは このページのカフェ・カーテンに憧れ、四角いレースのモチーフをみつけ、リネンに組み合わせて作ったものです。

この頃こういう四角い小さめモチーフがなかなかみつからなくて…

バースデーに

2017年7月22日(土) ブログ
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久しぶりに針を持ちました。(とは、言っても自分の夏服を縫ったりはしてましたが(^^;;)
 
毎年、マイケルの命日に彼の眠るロスアンゼルス郊外にあるフォレストローンに世界中のファンからお供え物が届く…
日本のファンも手の込んだものを多数…
 
その一つの[愛のブランケット]プロジェクトに参加させていただいて5年目。
今年は主催者の方の諸々の事情で 命日ではなく、8月末の彼のお誕生日に届けられることになりました。
 
それで[リネン&レース展]終わってからの最初の絵キルトです。
 
毎年、一緒に送らせてもらっているお二人はもう完成してますから私もそろそろ…
 
何回やってもまだ、いわゆる「洒落たデフォルメ」や「デザイン化」が出来なくて、マイケルに関してはひたすらオーソドックスに…しか出来ない私。
 
今はまだまだ、布と糸とペンを使ってどこまでマイケルの容姿に迫れるか?が楽しいのです。
 
まだまだ、まだまだ…
あの、滲み出る可愛さはなかなか…

洗練、究極…

2017年7月21日(金) ブログ
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暑くて 顔まで(ブー(;´д`)って感じになりそうですが、絵本図書館を通ると なんだか(^ν^)ニコってなります。
 
「色」と言えばこの人、ブルーナさん。
 
[イエロー]のコーナーに展示してあるこのページに思わず見入ってしまいました。
 
これは1995年に出版された[ひとりでできるかな]という絵本。
 
表紙を開くとこの絵が出てきますが、真っ黄色の画面に朱色の身体、青や黄色の服。
そして何より白い下着がなんともパキッと映えて可愛く、これだけで清潔感が漂ってきます。
 
そして並んだ2人のこども。
髪の毛のちょっとした違い。
肩幅と腕のちょっとした違い。
下着の長さのちょっとした違い。
目と口のちょっとした違い。
それで見事に男の子と女の子(^。^)
 
本当にブルーナさんは天才!というより、たゆまぬ試行錯誤、計算、切磋琢磨…
その結果のこの究極のシンプル美なんですよね。

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