降り始めた時は まさかこんなに被害が出るとは思いもよりませんでした。
再び大規模な土砂災害に潰されてしまった広島の家々。
街中泥水に浸かってしまった倉敷の住宅地…
比較的、近い県の出来事です。
久留米のUさんちも心配です。
こちらも大雨が降り続き、大きな川の近くでは避難勧告も出ていました。
おかげさまでこの辺りは大丈夫でした。
昨日、土曜日、京都での高校時代の同窓会に
（行けるか？無理か？)
などと考えていたのが場違いなほどの大雨被害だったのですね。
失われた命は帰ってこず…
家を失った方々は どうかしなやかに粘り強く、再び頭を上げて生き抜いていかれることを祈るばかりです。
そんな中ですが、今日、第２日曜日の休みを経て、明日から又［リネン＆レース展］再開します。
絵本図書館、北側に広がる切り絵のスコアについては 又改めて…
今日は時間があるので盛りだくさん(^^;;
まず、［リネン＆レース展］、色とりどりのテーブルの反対側は一転、白黒の世界が。
厳密にはKoさんのワンちゃんの楽隊の作品は
うっすらと茶系になっているし、ピアノも黒では無いけれど…。
Nさんのプチ・バッグもブルーグレーだけれど…。
でも全体にスッキリ、白っぽく。
Tさんが作ったレース地をリボンレースで繋いだカーテンは真っ白だし、そしてゆう風舎でイベントを始めてから「初めて！」ピアノがピアノとしてディスプレイされてます(^^;;
なので黒鍵と白鍵のキリッとした感触がItさんの作品とリンクしています。
窓の光が透けて見えるI sさんのカフェカーテンとは又「スヌーピー」でリンクしてるし(^^;;
右端、Ikさんの作品は白地に紺色の線がパシっと効いた爽やかさ。
五線に見立てたストライプ生地に選び抜いたブルー系のリバティでクマさんや木が効果的です。
白と紺と言えば…
最初に皆さん、ビックリされたでしょう？
（この人は誰？？）
って…。
私達世代の人ならたいてい皆さんご存知の人なんですよ。
名作［風と共に去りぬ］のメラニー役のオリビア・デ・ハビラントさん。
その映画のスターの中で唯一ご存命でなんと102歳だそう😍😄
昨夜ひょんなことからネットでみつけ、あんまり美しいものだから貼ってしまいました(^^;;
こちらのテーブルにはいろいろな要素がいっぱい。
Tsさんは昔作ったお人形のドレスを リニューアル。
生成りレースを組み合わせてワンピースとショール、髪飾りを作ってちょっとアンティーク風のドールに仕立てました。
Tsさん、なんでも出来るのですね。
テーブルいっぱいにフレアーが広がるのはNさんの作ったグリーンのワンピース。
評判です。
それで、一反あったこの綿麻生地は売り切れてしまいましたよ(^^;;
シンプルなデザインに
（いつのまに買ってくれてたの？）
と思う広めのレースを同布のサッシュベルトにあしらって、とっても華やか且つ爽やかなドレスになりました。
そして、時間が無いながら、頑張って頑張って間に合わせたOkさんの絵キルト。
こみねゆらさんの［ミシンの詩］をレース展ぽくアレンジしました。
土台にしたニュアンスのあるブルーの布はフランス製のリネンです。
静かな、独特の世界観の作品が完成しました。
ホント、台風だけはどうすることも…今日も湿気たっぷり、夕方からは本降り…
それでも、今日も川西市から、和歌山県から、はるばる来て下さいました。
感謝、感謝です。
さて、会場の写真の方はDabidiさんのドレスを境に少し様子が変わります。
確かな洋裁技術の上にオリジナルの芸術性を加えることに挑戦し続けているDabidiさんは得意の絵を活かして 今まで北斎の絵をモチーフにしたりされていましたが、今回はムソルグスキーの組曲［展覧会の絵］という音楽をモチーフに。
彼女はクラシック・マニアでもあるのですよ。
向かいには 生成りリネンのいろいろをクレイジーキルトにしたIsさんのがま口バッグや昨日参加したばかりのIさん製作のエプロンドレス。
新柄、スミレ柄の綿麻生地です。
お人形やグリーンのドレスは又次回に(^｡^)
台風が来ているからか、やっぱり今日もどんより蒸し暑い…
でもそんなお天気を吹き飛ばすような笑い声がカフェから聞こえてきます。
声の主はKさん。
明るく前向きな性格と熱心な作品作りで今や「有名人」(^^;;
ふっくらたっぷりタックをとったり、少し綿を入れたり半立体に仕上げる人物像を私達は「K方式」って呼んでいます(^^;;
今回は夏に晴れの日を迎える息子さんとお嫁さんのために特大の［ウェディング・ボード］を作られました。
下絵はどこかで見たような、だけど、生地選び、スカートのヴォリューム等、Kさんならでは。
新婦さん、きっと喜んでくれますよね(^｡^)
そして、
（まるでコラボレーション⁉️）
というほど、ピッタリリンクしたのが、春の作品展でウェディング・ショップのドールハウスを作成、その流れでブライドメイドにベールを持って式場に進む花嫁さんを表現したTさんの立体作品。
花嫁さんのポーズやドレスはもちろん、小さな女の子がとても可愛くできています。
その後ろに、まるで作者そのものみたいに控えめに静かに並んでいるのはCさんの連作［白い夏に］
かなり以前の、それこそネットショップも無かった頃の ゆう風舎の夏のキットでした。
忘れかけていたものをCさんがいつの間にやら購入してくれて今回二つ共仕上げられました。
まだ、ビーズも花のレースのモチーフも「○○上手」も無かった時代、周りにも丁寧に刺繍をしていた頃(^^;;…
見本作品は白い布がすっかり黄ばんでしまっていますがCさんのおかげで当時の色が見られて嬉しいです😃
早朝からたっぷり２時間、村の草刈りに精を出し、ヘロヘロになりましたが、そこはそれ、皆さんが［リネン＆レース展］を見に来て下さると、元気回復です(^^;;
今日は又、Dabidiさんの出勤日とあって、Dabidiさんに洋服のオーダー目当てのお客様や 展示されたワンピースを見て触発されたお客様が多かったです(^^;;
Dabidiさんも大忙し、でももちろん順番を待てばオーダー可能ですよ。
若い作者、Nさんの黄緑色のワンピースも大評判で、使われていた綿麻生地は早々と無くなってしまいました(>_<)
卸屋さんにまだあるか？聞いてみようと思います。
「花」のコーナーの続きにも綺麗な黄色のレースのトップスと白いリネンのスカートが…
Koさんの作品です。
リネンはやっぱりとても涼しく、夏の装いにちょっと高級感があっていいですよね。
お隣のリネンの刺繍用布にエンジェルや星の刺繍、銀河のような美しいビーズ刺繍の作品もKoさんのもの。
後ろのモチーフ編みのカフェカーテンはMさんの作品。
色とりどりの夏糸で編まれた花のモチーフが生成りのレース地に縫いつけてありますよ。
